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開会式、業界各社でにぎわう

ユーザーとメーカーの懸け橋に

 

  •  メカトロテックジャパン(MECT)2017が18日、ついに幕を開けた。開会式のほかイベントホールでは歓迎の式典も開かれ、待ちわびた開幕を祝った。午後からは講演やセミナー、出展者らによるワークショップも開催され、今年最大規模で開催されるFAの祭典が始まった。

    前日までとは一変した秋晴れに恵まれ、MECT会場のポートメッセなごやには、朝から多くの来場者が列を作り開場を待った。

    開会式には経済産業省の製造産業局産業機械課の片岡隆一課長や日本工作機械工業会(日工会)会長の飯村幸生東芝機械会長らが出席し、祝辞を述べた。

    経済産業省の片岡課長は「工作機械をはじめ機械受注は好調に推移している。皆さまの作り出す新しい製品やサービスが日本のものづくりを支え産業を押し上げてほしい」と語り、展示会の成功とユーザーの投資意欲拡大に期待を込めた。

    日工会の飯村会長は「中部は航空宇宙産業の集積地で、ものづくりの中心地でもある。加工メーカー(ユーザー)の意見を取り入れ、モノのインターネット(IoT)などの要求にも応えられる生産システムを提案して、来場者が有益な情報を見つけられる場にしたい。会場が、メーカーとユーザーの懸け橋になればいい」と述べた。

    出展者を代表してヤマザキマザックの山崎智久社長があいさつし「電気自動車(EV)は予想を超えるスピードで広まっている。新しい製品が登場すると、製造するための機械やシステムも新しくなることが求められる。今回展でも、新しい製品や提案が多くあり、今後のものづくりの在り方を知ってもらえるような展示会を期待する」と語った。

    来賓によるテープカットが披露されると、列を作って開場を待った多くの来場者が入場した。設備投資に高い意欲を持つユーザーの勢いを十分に感じさせる人出だった。

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