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初出展者、中部を狙う

人が多くて驚いた

「人が多くて驚いた」――。東洋機械製作所(3D07)の新開勝社長はMECTの盛況ぶりに驚いた。「客層も実のある人が多く、中には具体的な話も出た」とも語る。

 

今回は横形の微細加工機「Th100LP」を出展。同社は主に工作機械の相手先ブランド製造(OEM)を主に手掛けるが、昨年に同機を自社開発し販売を始めた。MECTを通じ、認知度のさらなる向上を目指す。

 

会場で性能を確認してほしい

台湾のPALMARY MACHINERY(パルマリー・マシナリー、1D12)は前回展を見学したことで、参加を決めた。自動車のトランスミッション部品加工で使用できるセンタレス研削盤を展示する。

 

「精度もよく、国内製品に比べると価格も求めやすくした。台湾企業という偏見を持たず、会場で性能を見てほしい」と日本駐在事務所責任者の村上人士さんは強調する。

 

円筒ギアや超硬ホブ訴求

グリーソンアジア(2B25)は、中部地区での新規顧客の獲得を目指して出展した。同社はベベルギアのイメージが強いが、円筒ギアにも注力する。そのことを知ってもらうため、円筒ギアを展示のメインにした。

「日本ではまだあまり超硬ホブが普及していないが、海外ではすでに広く使われている。高速で高精度なギア加工を実現する超硬ホブも提案したい」と生垣多一郎名古屋支店長は強調する。

 

まずは認知度を向上

トランザーフィルター日本(1A38)は今、国内市場での認知度を高めようと必死だ。昨年の日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に続きMECTへの初出展を決めた。営業とセールスを担当する渡辺雄仁さんは「社名や製品はもちろん、ろ過装置そのものの重要性を訴え、認識を広めたい」と語る。

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