微細・精密なねじ切り加工を訴求/日進工具

日進工具(2A26)はメートルねじ加工専用工具「無限コーティング Mスレッドミル MMTM」(めねじ用)を展示する。対応する規格を拡大し、微細・精密なねじ切り加工を訴求する。金型鋼をはじめ、チタン合金など耐熱合金の部品加工向けにもアピールする。「中部には航空宇宙や防衛関連のユーザーも多く、今回展では地域性も重視している」と後藤弘治社長は話す。微細な刃物形状やワークの実物を自分の目で確かめてみては。
公式メディア3媒体の記者が、
「MECT特派員」として会場から速報します。
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日進工具(2A26)はメートルねじ加工専用工具「無限コーティング Mスレッドミル MMTM」(めねじ用)を展示する。対応する規格を拡大し、微細・精密なねじ切り加工を訴求する。金型鋼をはじめ、チタン合金など耐熱合金の部品加工向けにもアピールする。「中部には航空宇宙や防衛関連のユーザーも多く、今回展では地域性も重視している」と後藤弘治社長は話す。微細な刃物形状やワークの実物を自分の目で確かめてみては。

バラバラのより線を、一つの塊にする技術のこと。「compact(圧縮する)」から来た言葉で、細い線が束になったより線を加圧、加熱してブロック状に成形する工程を指す。銅線を一体化させることで、接合強度や電気伝導性を高める。
(例文)With the rise of electric vehicles, Amada’s compacting technology is attracting increased attention for efficiently joining the high-current wires used in EV batteries and motors.
(訳)電気自動車の普及に伴い、EVバッテリーやモーターに使われる大電流ケーブルを効率的に接合できるアマダのコンパクティング技術への注目が高まっている。

日本精工(3C10)は「Z-θ(シータ)アクチュエータ」を参考出展する。昇降・回転機構やブレーキなどを同軸上に配置することで、大幅なコンパクト化を実現するユニット製品。組み込む装置などの仕様に合わせて供給する特殊対応が基本だ。電子部品など軽量なワークの自動搬送ラインをはじめ、装置の小型化に貢献する。「スカラロボットなどよりもコンパクトな装置にできる」と担当者は自信を見せる。会場で実際に動きを確かめよう。
シチズンマシナリー(1B39)は、主軸台固定形NC自動旋盤「BNJ51SY」で樹脂材の加工実演を披露する。独自のLFV(低周波振動切削)技術で、樹脂材のつながりやすい切りくずも細かく分断できる。微量なオイルミストを噴射しながら加工することで、切削油の消費量を減らすとともに、加工後のワーク洗浄の手間も軽減する。「タレットの剛性やベッドの熱変位耐性など、機械性能が向上した点も紹介したい」と担当者は言う。

アマダ(1F04)は「自動化との出会いが、モノづくりの未来を変える」を掲げ、自動化ソリューションを複数展示する。レーザ加工機に取り付ける「CREST(クレスト)3015」は板金材料の保管スペースを加工機の上に設けた省スペースな自動化機器で、「自社展以外に出すのはこれが初」(展示会担当者)。その他、ベンディングマシンを自動化するための協働ロボットシステムなども提案する。

三菱電機(1A04)は新たにワイヤ放電加工機「MGシリーズ」を開発し、ブースにスタンダードモデルと高精度モデルの2機種を並べる。同社独自の人工知能(AI)技術「Maisart(マイサート)」を搭載しており、ノズルとワークとの距離の変化に応じて加工条件を補正する機能、自動結線機能などを備える。高橋宣之放電システム部長は「誰でも簡単に扱え、止まらずに加工し続けられる上、省エネにもこだわって開発した」と語る。

ソディック(1D25)は形彫り放電加工用のワークと電極をストックできるロボットシステム「SZ25」を会場で初披露している。放電加工機と電極加工用マシニングの間に置けば、電極の製作から放電加工までを一気通貫で自動化できる。「ロボットの最大可搬質量を従来の12kgから25kgに高めており、より重いワークやジグにも対応しやすくなった」と技術説明員は語る。

ダイジェット工業(2D13)は今年度から来年度にかけて発売する5つの新製品のうち、第1弾となる「PNS-Reborn(リボーン)」を展示している。角度の異なる2段階の切れ刃が特徴。7月に発売してから予想を上回る売れ行きで、増産に次ぐ増産に取り組んでいる。今後発売予定の4製品も参考出品しており、見ごたえ十分だ。同社マスコットキャラクターの「ダイキチくん」も、ブースのそこかしこでPRに努めている。

ナガセインテグレックス(1C30)は、砥石(といし)カバー上に砥面観察システム「GRIDE EYE(グライドアイ)」を設置した超精密ロータリーマルチ研削盤「RG-700」を用い、業界で初めて(同社調べ)研削加工中の砥石表面をリアルタイムで観察するデモを披露した。広報担当者は「わが社が培ってきた自動化や非熟練化などの成果をようやくお客さまにお見せできる段階まできた」と胸を張る。

ファナック(1B25)は小型切削加工機の新機種「ロボドリルDCシリーズ」を展示する。TiBシリーズ以来25年ぶりにフルモデルチェンジした機種で、鋳物など一から設計を見直した。サイクルタイムを短縮して生産性を高めた他、熱変位の低減や切りくず排出性の向上も実現した。