MECTへ行こう!

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MECT2015では、2種類の最新マグネシウム(Mg)の加工が見られそうだ。1号館に設けられた主催者の企画展示コーナー「コンセプトゾーン」で、「軽量化革命!Mg”燃えない”"割れない”が世界を変える」をテーマに、Mg合金とその加工技術を紹介する。

KUMADAI不燃マグネシウム合金

なぜ今、Mgなのか…

 Mgの比重はアルミの3分の5、鉄の4分の1と実用金属で最も軽い材料だ。しかし、発火温度が低かったり、成形加工時に割れやすかったりなど、加工するには致命的な欠点があった。
 ところが近年、軽量化を目的にMgが注目され始めている。なぜなら材料や加工技術進み、欠点であった「燃えやすい」「割れやすい」を解決する合金が開発されたからだ。
 上の写真は、熊本大学が開発した「KUMADAIマグネシウム合金」で、“燃えない”を実現。「耐熱合金」と「不燃合金」の2種類あり、不燃は1000度以上に加熱しても発火せず沸騰する。昨年3月には米連邦航空局の燃焼試験にMg合金として初めて合格し、同年10月には米ボーイング社と次世代航空機への実装化を目指した共同研究を開始した。
 従来のMg合金「AZ91」は、アルミニウムを混ぜることで優れた耐食性を持つため最も使われているが、割れやすく塑性加工は難しかった。しかし、住友電気工業は、独自の急冷凝固技術で金属組織を微細に、そして均一に分散させることに成功。それにより開発された「AZ91板材」は、従来品と比べて1.5倍の強度を持ちながら、数倍伸びる。
 今回展では、KUMADAIマグネシウム合金の切削加工と住友電気工業製AZ91の100mmの深絞り加工が披露される。


2.トレンド増える「自動化」への提案

産業用ロボットの生産台数

 近年、国内では人材不足、国外では人件費の高騰の問題が深刻になっている。それを解決できる方法として、「自動化」製品に注目が集まる。MECT2015でも、自動化が出展製品のトレンドになりそうだ。ロボットだけでなく、工作機械メーカーからも、段取り替えなどの低減、複合加工による工程集約などで自動化を提案する。
 本誌連載の「NDアンケート」調べでは、昨年10月に開催されたJIMTOF2014の開催前に注目する技術を聞いたところ、3割ほどが「自働化への取り組み」と回答した。会場内でも多くの自動化技術が披露された。
 製造現場の自動化は大企業だけでなく、中小企業にも広がりつつある。上のグラフは経済産業省の生産動態統計をまとめたもの。14年のシーケンスロボットやNCロボットなど産業用ロボットの生産台数は12万8833台(前年比28.9%増)、金額は4471億4300万円(同23.7%増)だった。それぞれの項目で見た場合も、生産台数は年々上昇傾向にある。

3.事務局第二回協力会社会議を開催

第1回実行委員会の様子

 MECT事務局は、10月の開催に向け、準備を着々と進める。5月8日、名古屋市内にある主催のニュースダイジェスト社本社で、第二回協力会社会議が開かれた。事務局を含め、協力会社の担当者ら26人が集まった。
 会議ではまず事務局から今回展の現状について説明。その後、出展者の搬入出について話し合われた。今回展から商業施設の着工で平面駐車場が使用できないため、従来の搬入出とは異なる計画が必要となる。

4.出展者6月19日に出展者説明会

 展示会場となるポートメッセなごやで6月19日、MECT事務局は出展者説明会を開催する(写真は前回展)。出展の準備や手続き、会場での注意事項を説明し、出展企業や小間数などの発表もされる見込みだ。
 また、説明会終了後は、会場見学会を実施する。

第1回実行委員会の様子


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