MECTへ行こう!

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SUGINO


前回展のセミナー会場

 MECT2015で開催する主催者セミナーの詳細が明らかになった。セミナーは、注目される業種や分野から講演者を招き、最新動向を発表する。毎回多くの聴講者が集まるイベントだ。前回展では、当日追加したイスも埋まる数の聴講者が押し寄せたほどだった。
 今回展は、「自動車」と「航空機」、そして「軽量化」の3分野に分けられ、それぞれ講演者が2人ずつ話す。各業界の最新情報が盛り込まれた講演に、大きな期待が寄せられる。
 10月21日は自動車で、トヨタ自動車とホンダによる講演がMECTで実現。トヨタ自動車の花井幹雄常務理事とホンダの田岡秀樹設備金型企画推進室長が、自動車業界の最新動向を語る。
 22日は航空機。ボーイング・ジャパンと機体製造を手掛ける富士重工業が講演。ボーイング・ジャパンのジョージ・L・マフェオ社長が、富士重工業は部品生産技術課の木村志郎氏が登壇し、航空機産業の未来像を語る。
 23日には軽量化をテーマに開かれ、発火温度が低い弱点を克服した「KUMADAIマグネシウム合金」と、「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)」について紹介。熊本大学の河村能人先進マグネシウム国際研究センター長と東レの古川正人アドバンスドコンポジットセンター所長が講演者として「軽量化」技術の可能性を示す。
 特に自動車に興味を示す部品加工メーカーが多い。「試作品の流れや、新しい車がどのようできるのか気になる(自動車の試作部品メーカー)」「大手メーカーが今後、国内・海外で何をするのかのヒントを聞きたい(同)」「製造方式の変化や、それに合わせてサプライヤーに求められる技術・サービスについて興味がある(金型メーカー)」などの声があった。

製造業のキーワード
 セミナーテーマの「自動車」「航空機」「軽量化」は、近年、製造業で特に注目される分野だ。自動車と航空機産業の市場は好調で、高い関心が寄せられる。そして、燃費向上などを目的に、製造業では軽量化に取り組む企業も多い。
 経済産業省の生産動態統計によると、昨年の乗用車の生産金額は15兆5424億1200万円で、2011年から4年連続で増加傾向にある。また航空機産業も12年から増加傾向にある。

2.イベントついにテスト加工へ

 コンセプトゾーンでは、「軽量化革命!Mg “燃えない”“割れない”が世界を変える」をテーマに「KUMADAIマグネシウム合金」の切削加工と住友電気工業「AZ91板材」のプレス加工を実演展示する。
 「“燃えない”が世界を変える」Aゾーンでは、オークマと三菱マテリアル、Aiソリューションズの協力のもと、KUMADAIマグネシウム合金を切削する。7月3日にインペラー、8日にはファンブレードのテスト加工をオークマ本社で実施した。
 Mgは快削材でアルミと同じように加工できる。ドライ加工でバリバリと削る様子が見どころだ。ファンブレードは粗から仕上げ加工まで合わせて、10分ほどで完成。インペラーはサイズが小さく削りしろが限られるため、ファンブレードに比べて時間がかかる。加工時間の短縮が今後の課題だ。
 また、同月17日には「“割れない”が世界を変える」のBゾーンに向けたテスト加工を、アイダエンジニアリングで実施した。MECT会場では、住友電気工業が開発したAZ91板材をアイダエンジニアリングのプレス機で深絞り加工し、アタッシェケースを製作する予定だ。

3.共催愛知県がロボットセミナー

第1回実行委員会の様子

 愛知県主催の「ロボットセミナー」が、MECT会期中の23日に開かれると発表された。
 ロボットの導入は、大量生産をする大手企業だけでなく、中小企業の加工や生産、物流などにも広がりつつあり、今後は需要の拡大が見込まれる。自動車産業が盛んな愛知県としては、ロボットの開発や導入に取り組む、または取り組もうとしている企業を対象に、同県の取り組みや国内外でのロボット産業の現状などを紹介する狙いだ。

4.交通刈谷から無料バス

 MECT事務局は、会期中の駐車場や周辺道路の渋滞緩和のため、来場者に公共交通機関を利用してもらえるよう活動している。
 その一つがJR刈谷駅とポートメッセなごやをつなぐ「MECT刈谷駅無料バス」の運行だ。多くの自動車関連の企業が集まる三河地方から、気軽に来場できる環境づくりを目的とする。

第1回実行委員会の様子


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