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切削工具管理システム

ツールソムリエは、マシニングツール マネジメントシステムの核となる装置、ツールストッカに切削工具の摩耗・欠け判定機能を搭載した装置である。従来、機械加工技能士資格者が行っていた工具摩耗判定をツールソムリエが摩耗状態を可視化し、自動判別を行い、切削工具の収納を行うことで工具を一元管理する。工場内にある様々な切削工具を一か所で保管することで、MC間での工具のやり取りもスムースにでき、重複保管の削減と工具段取り作業を集約することで、工具管理業務の改善が実現できる。本装置は、国内納入実績No.1となるATC及びツールマガジンにて培った、工具の自動ハンドリング技術を生かすとともに、工具を撮像する撮像ユニットへの受け渡しはもとより、プリセッター、工具ラックへの受け渡しにおける信頼性をも向上させることができた。CCDカメラにて工具ホルダーに刻印されたIDを読み取り、工具の刃先の状態を画像処理にて欠損の有無を判断し、工具長、工具径の測長も可能なため、作業者は決められたポットに切削工具を投入し、ボタン1つでさまざまな情報を保管することが可能である。