「月刊生産財マーケティング」連動企画

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月刊 生産財マーケティング 連動企画 生産財マーケティング×MECT2015

VOL.01 15年、日本最大級の工作機械見本市 MECTとは何か?

2015年で日本最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン(MECT=MECHATRONICS TECHNOLOGY JAPAN)」が、来年の10月21~24日の4日間、名古屋市港区のポートメッセなごや(名古屋国際展示場)で開催される。主催はニュースダイジェスト社、共催は愛知県機械工具商業協同組合(愛機工)。今年の10月1日から出展者の募集を開始した。開催に先駆けてMECTとはどのような展示会なのかを紹介する。

8万人以上の来場者

9万人以上が来場した13年展

 MECTとは、1987年に開かれて以来、2年に1度、日本国際工作機械見本市(JIMTOF)のない年に名古屋市で開催される日本最大級の工作機械見本市だ。中部地域の製造業に携わる技術者を中心に、毎回8万人以上が来場する。前回の2013年展は、出展者数464社・団体、1747小間の規模で開催された。来場者は、過去最多の07年展のべ9万3872人に迫る、のべ9万3741人だった。
 ポートメッセなごやの全館を使用し、工作機械や鍛圧・板金加工機などの機械本体から、測定機や切削工具、ソフトウエアなどの周辺機器とあらゆる生産財が出展される。「最新技術を一堂に見れたことが良かった」「欲しかった製品の情報が得られた」などの来場者の声を聞くことができた。
 来場者を業種別で見ると、自動車産業や一般機械、精密機械の製造、部品製造が多い。また職種別では、「製造」が全体の2割を超えており、さらに加工現場で働く「設計」や「生産技術」を合わせると4割を占める。そのため、機械や機器へのより具体的な意見、要望を出展者は得られる。

出展者・小間数
出展者・小間数の推移

来場者
来場者の推移

ものづくりの集積地名古屋

 東京や大阪ではなく、名古屋市で開催することが大きな特徴だ。来場者の約7割は中部地域から訪れる。トヨタやホンダ、三菱自動車、スズキなどの自動車メーカーや自動車部品メーカー、そして航空機産業の集積地となる同地域での開催で、製造業に携わる人々が、仕事の合間や終わってから、会場に足を運びやすい環境が整う。
 また近年、愛知・岐阜・三重の東海地方の企業は、他地域に比べて設備投資への意欲が強い傾向にある。日本政策投資銀行の調べでは、東海地方の製造業の設備投資額は4年連続で増加傾向にあり、2014年度の投資額予想は1兆98億円と全国で1位だった。
 展示会の後援には、経済産業省と外務省、文部科学省、日本貿易振興機構(ジェトロ)名古屋貿易情報センターのほか、愛知県と名古屋市、名古屋商工会議所も加わり、名古屋での開催を後押しする。前回の出展者からは「MECTは中部地区最大の展示会。それを利用して中部地区での地盤を作りたい」「来場者から直接意見をもらえる。ユーザーとの距離を感じない」などの意見があった。

来場者に加工技術も提案

 MECTでは毎回、各社の出展製品だけでなく、主催者が自ら企画し、加工実演などを見せて来場者の関心を集める。主催者特別展示コーナー「コンセプトゾーン」は、話題の産業や技術をテーマに最新技術を紹介する。特にコンセプトゾーン内で行われる加工実演は人気が高い。会場まで足を運んだ来場者に、各社の最新製品や加工技術に加え、さらに今後の活動にプラスとなるような付加価値の高い情報を提供する。
 これまでコンセプトゾーンは、09年展では航空機分野、11年展では炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を取り上げた。前回展は「日本の技術を医療に活かせ!」をテーマに、医療分野で活躍する機械や技術を出展。マシニングセンタでナノ(100万分の1mm)レベルの研磨をする「磁気研磨」やチタン合金の積層造形を可能にする「3D造形機」などの新工法から、骨接合プレートや手術時に骨を削るやすりの加工技術を紹介した。
 また、学生向けの企画もある。全国の大学院、大学、高専などの学生を動員し、同展示会を特別協賛する日本工作機械工業会がセミナーを開く産学連携特別企画「工作機械トップセミナー」だ。ただし、前回展では台風の接近のため中止となった。

そしてMECT2015へ

 10月1日から、MECT2015の出展者の募集が始まった。会期は来年10月21~24日の4日間、「ものづくり技術×最新マシンで次代を切り開く 好機到来。」をテーマに、8万人の来場者を見込む。予定開催規模は1400小間。申込期限は、来年の4月30日までだが、満小間になり次第、受け付けを締め切る。
 2015年展でも、コンセプトゾーンや各業界のセミナーの開催に力を入れ、準備を進める。
 今年の10月に開催されるJIMTOF2014には、MECT主催のニュースダイジェスト社も出展。ブース内にMECT2015出展相談コーナーを設ける。出展の申し込みには、「出展申込書」が必要で、配布の始まった「出展のご案内」、もしくは同展ホームページからダウンロードできる。必要事項を記入して捺印し、事務局へ郵送すれば申し込みは完了する。

(月刊生産財マーケティング編集部 渡部隆寛)

MECTの裏側

 今年の8月中旬、出展概要が決まり、MECT2015に向けて本格的に始動した。同月26日には共催の愛機工が名古屋市内のホテルで第1回実行委員会を開いた。
 ニュースダイジェスト社と愛機工で展示会場や内容についての情報交換をした他、各メーカーに出展を促すよう、担当分けが行われた。
 「時代の流れが早くなったおかげで、MECTの存在価値が高まっている。自動車産業が盛んな、この地域の展示会であることに大きいな意味がある」と、愛機工の伊藤高潤理事長は話した。

第1回実行委員会の様子


月刊生産財マーケティング

ニュースダイジェスト社が発行する設備財関連の専門誌。2014年で創刊50年の節目を迎えた。世界の業界情報。国内外の工作機械展レポート、最新の工業統計など資料価値も高く、業界から高い評価を得ている。

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