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MECT前夜に出展企業がイベント開催

 ブラザー・スイスルーブがユーザー表彰

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン(東京都台東区、西博昭社長)は10月17日、名古屋市内のホテルにユーザーや商社を招き「プロダクティビティ・トロフィー・セレモニー2017」を開いた。

同社のクーラントを使って加工改善を実現した企業を表彰するイベントで、本日から始まる「メカトロテックジャパン(MECT)2017」に合わせて開催した。同セレモニーを日本国内で開催するのは今回が初めて。

表彰されたのは前田鉄工所(京都府亀岡市、前田明社長)や、神谷研磨(愛知県刈谷市、神谷ちとせ社長)など計5社。受賞者によるプレゼンテーションでは、前田鉄工所は小径ドリル加工で年間18万6000円掛かっていた工具費用を3万7200円に低減した事例を披露した。神谷研磨の神谷社長は「採用のきっかけは作業者の手荒れ改善だったが、面粗度も高められた」と多面的なメリットを語った。

アジア・太平洋地域を統括するブラザー・スイスルーブ・アジアのパトリック・マティス社長は「クーラントは、工作機械や切削工具などと同様に加工を大きく左右する『リキッドツール』。最適なものを選ぶことで加工を大きく改善できると提案しているが、今回表彰した5社はまさにそれを実現しており、うれしい限り」と謝辞を述べた。

日本法人の西社長は「大規模な見本市に合わせてであれば全国各地のお客さまを招きやすい。今後はMECTとJIMTOF(日本国際工作機械見本市)に合わせて毎年開催したい」と話す。受賞者は以下△前田鉄工所(京都府亀岡市)△双葉製作所(新潟市)△高木製作所(愛知県東郷町)△神谷研磨(愛知県刈谷市)△エイベックス(名古屋市瑞穂区)

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