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スター精密、主力をリニューアル

自動車部品向けの需要を狙う

工作機械の新製品をチェックする来場者も多い。特に主力製品のリニューアルには注目が集まった。

 

スター精密(3D04)は「SR-20J2 type B」を会場で初披露し、話題を呼んだ。2008年の発売から累計約4000台を販売した「SR-20J」を約10年ぶりにリニューアル。正面加工用のクシ刃型刃物台に独自のスラント型すべり案内面構造を採用した。ベースの鋳物フレームも厚くし、振動や熱変位を抑制し、高精度な加工ができる。

 

メインは海外市場だが「日本でも自動車部品向けの需要を狙いたい。複合加工機のような使い方も可能」(説明員)という。

 

また同ブースでは育良精機がバー材供給機のように使える素形材供給機を参考出展。段付きなどの円筒ワークをチャック内から供給できる。素形材なら加工時間を短縮できるため量産に最適で「残材がなく削りしろも少ないので高価な素材にも適する」と武岡和彦取締役は言う。

 

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