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MECT2019の公式メディア「月刊生産財マーケティング」「SEISANZAI Japan」「robot digest」のコラボ企画です。
月刊生産財マーケティングで毎月掲載する進捗状況や出展者情報、主催者企画の詳細などMECTの応援記事を転載します。
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今年最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン(MECT)2019」の出展者の顔ぶれが出そろった。6月7日に開かれた出展者説明会で発表された開催規模は、480社・団体、1941小間で、過去最多の出展者数となることが明らかになった。近年の製品傾向から、会場ではモノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)、ロボットなどを使った自動化製品の提案が予想される。
主催するニュースダイジェスト社が6月7日、展示会場の名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で出展者に向けた説明会を開いた。各企業が一堂に会すなかで、開催規模を発表した。
出展者数480社・団体(1941小間)で、そのうち国内外合わせた58社が初めてMECTに参加する企業だ。これまで過去最多だった2013年展の464社・団体を超える規模での開催となる。
昨年11月1日から出展者の募集を開始。当初は受付期間を今年2月までとしていたが、申し込み小間数が会場の収容能力を超えたため、募集から1カ月に満たない18年11月26日に締め切った。各企業のMECTへ寄せる期待の高さがうかがえる。
13年展からは出展者数が400社を超え、さらに会期4日間で9万人以上が来場する盛り上がりを見せる。過去最多で開催する今回展は、これまで以上の製品や提案の数になるだろう。出展者数と来場者数は必ずしも比例しないが、企業の抱える課題解決の手段や情報が最も集まる今回展は、多くの人でにぎわうことが予想できる。
開催地の愛知県は、自動車産業などの製造業が盛んな地域で、大手企業だけでなく中小企業が集まる。そのため会場には、加工現場で働く作業者の姿が多く見られるのも特徴だ。出展者は最新製品のアピールだけでなく、来場者から寄せられる加工での具体的な困り事を解決できるソリューション提案の場として活用することもある。
前回展の来場者アンケートでは「仕事に直結する生産性の高い機械が見つかった」や「工具の使い方や選び方など、加工のアドバイスをもらえた」などの意見が寄せられた。
最近では生産性の向上だけでなく、少子高齢化による人手不足、技能を持った人材の確保と育成を課題とする企業が多い。そのためIoTやAIを利用した自動化システムの開発も進んでおり、工作機械だけでなく周辺機器でも「自動化」をテーマにした製品が多く登場する。500社近くが集まる今回展では、最先端の自動化はもちろん、日ごろ見られない企業からの提案も多く見られそうだ。
ニュースダイジェスト社が発行する設備財関連の専門誌。2014年で創刊50年の節目を迎えた。世界の業界情報。国内外の工作機械展レポート、最新の工業統計など資料価値も高く、業界から高い評価を得ている。
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2018年4月にオープンしたFA業界の最新ニュースを海外に向けて発信する英文サイトで、日本企業の新製品の情報やニュース、展示会リポートなどを紹介している。
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ニュースダイジェスト社が、産業用ロボットに特化した「生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン」を2018年11月に創刊。新製品や新サービス、導入事例、先進企業の取り組み、統計データ、助成制度など、あらゆる情報を発信する。
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