【AM】金属3Dプリンターならではの形状
DMG森精機(3C25)は、金属3Dプリンター「LASERTEC (レーザーテック)12 SLM」を出展する。材料となる粉末を一層ずつ敷き、レーザーで任意の部分を溶融させて造形するパウダーベッド方式を採用した機種。
ブースでは金属3Dプリンターを使ったサンプルワークを数多く展示する。写真は同社の金属3Dプリンターを使う東金属産業(静岡県沼津市、田中健太郎社長)が提供したサンプルワークで、金属3Dプリンターの長所を最大限に生かした複雑な形状だ。
DMG森精機(3C25)は、金属3Dプリンター「LASERTEC (レーザーテック)12 SLM」を出展する。材料となる粉末を一層ずつ敷き、レーザーで任意の部分を溶融させて造形するパウダーベッド方式を採用した機種。
ブースでは金属3Dプリンターを使ったサンプルワークを数多く展示する。写真は同社の金属3Dプリンターを使う東金属産業(静岡県沼津市、田中健太郎社長)が提供したサンプルワークで、金属3Dプリンターの長所を最大限に生かした複雑な形状だ。
東芝機械(3A03)は、付加製造(AM)技術で「令和」の文字を浮き彫りにしたサンプルワークを展示した。今年4月1日に菅義偉官房長官が新元号を発表した際に掲げた墨書を見事に再現。3Dプリンター試作機の「ZKシリーズ」を使い、加工時間5時間で仕上げた。令和の始まりを象徴するシーンを感じられる。
海外メーカーの幹部も続々と会場入りしている。スウェーデンの切削工具メーカー・サンドビック(2A06)の超硬工具部門コロマントカンパニーのナディーン・クラウベルス社長と、グローバルセールス担当のエドアルド・マーティン上級副社長がそろって来日し、MECT公式メディアの単独インタビューに応じた。
ナディーン社長は「サスティナビリティー(持続可能性)とICT(情報通信技術)を重視の経営で、顧客へのサービスを追求する」と語った。
エドアルド上級副社長は「日本の、特に中部地区の市場は工具メーカーとしても重視しており、製造業のソリューションプロバイダーとして(日本のモノのインターネット〈IoT〉に相当する)ソサエティー5.0に貢献したい」と抱負を述べた。
インタビューの詳細は月刊生産財マーケティング12月号に掲載。
付加製造(AM)技術を取り入れた金属3Dプリンターや、工作機械にAM機能を付けた複合加工機などの展示が見られそう。
加工の幅が広がるAM技術を、公式メディア編集部が取材する。