MECT特派員
日本ピスコ、鋼板搬送でロボット用真空パッドをアピール
空気圧機器メーカーの日本ピスコ(1B31)は、小間内にロボットを設置し、鋼板の搬送を実演した。「ロボット先端の真空パッドや、吸引力を生み出すエジェクターの種類が豊富なことをアピールしたい」(販売会社ピスコ販売の川田征宏中部営業部次長)と意気込む。
空気圧機器メーカーの日本ピスコ(1B31)は、小間内にロボットを設置し、鋼板の搬送を実演した。「ロボット先端の真空パッドや、吸引力を生み出すエジェクターの種類が豊富なことをアピールしたい」(販売会社ピスコ販売の川田征宏中部営業部次長)と意気込む。
THK(1A61)は、独自開発の無人搬送車「SEED-Lifter-Mover(シード・リフター・ムーバー)」を展示する。全方向に移動が可能な車輪を装備し、真横への異動やその場での旋回などができるため、狭い場所でも使いやすい。昇降アーム付きで、搬送物を720㎜の高さまで持ち上げられる。
ユアサ商事(1A21)はロボットを展示の目玉に据え、自動化への注力をアピールする。ファナックの協働ロボットと日本電産シンポの無人搬送車、ダイフクのワイヤレス給電システムを組み合わせたロボットシステムなどを展示。「幅広いメーカーの製品を取り扱い、システムインテグレーターのパートナーも数百社いる。ユアサ商事ならではの広いネットワークをアピールしたい」と千葉岳雄執行役員は意気込む。
自動化や産業用ロボットに関心があるなら、ロボットに強いFA機器商社ダイドー(1B32)の展示は見逃せない。通路を挟んで両側に細長い小間を構え、1号館の一角がいわば「ダイドー通り」になっている。ロボットメーカーやロボット周辺機器メーカーとのコラボレーションで、さまざまな自動化機器やシステムの展示を見ることができる。