MECT特派員

【記者はもらった!】登録してもらえるガチャこま 日本特殊陶業

小間内での登録でこまがもらえる

日本特殊陶業(2D02)は、今年の12月から始めるツールホルダーのレンタルサービスの会員登録を、MECT初日からスタートした。同社小間で登録をした来場者には、「ガチャガチャ」などと呼ばれるカプセルトイに入った金属製のこまがもらえる。こまは2種類を用意する。

MECT特派員

内山刃物、工具評価に注目集まる

「工具の性能評価の取り組みが、同業他社からも注目されている」と話す内山文宏社長

切削工具メーカーの内山刃物(2A26)は、独自開発のレーザ加工機で製作した直径3.6mmの90枚刃ボールエンドミルなどの製品展示だけではなく、静岡県磐田市にあるR&Dセンターでの切削試験や工具の性能評価の取り組みも紹介した。

今回で3回目のMECTだが、多くの工具メーカーが小間を構える2号館への出展は初めて。内山文宏社長は「工具の性能評価の取り組みが、同業他社からも注目されている」と話す。

事務局

開催時間のお知らせ

本日は会期4日目の最終日です。開催時間は10:00~16:00です。お気をつけてお越しください。

MECT特派員

シュンクが柔軟な協ロボシステム

パレットチェンジシステムを使えばロボットの移設が簡単にできる

シュンク・ジャパン(1D61)は協働ロボット用ハンド「Co-act(コ・アクト)グリッパー」とマシニングセンタ用のパレットチェンジシステムを使い、台湾のテックマン・ロボットの協働ロボット「TMシリーズ」を核とした自動化システムを提案した。

TMシリーズの特徴は、ビジョンセンサーが標準で搭載されていること。目印になるマークを設け、それを読み取ることで、ロボットの位置補正が簡単にできる。シュンクのパレットチェンジシステムを使ってロボットの位置を変えても柔軟に運用できる。小間では、ばらばらに並べられたサイコロを、正しい位置と順番に並べ変えるデモを披露した。

事務局

25日の来場者数【3日目】

MECT3日目10月25日(金)の来場者数は26653人。うち国内からは26202人、海外からは451人。

本日はいよいよ最終日! まだ気になる製品、提案があればお早めに。

事務局

25日の開館時間は1時間長く!

夕方以降も来場者が会場に

会期3日目の25日は、通常よりも1時間遅い18時に閉館しました。業務を終えた作業者が、夕方から来場する姿も見られました。

事務局

CZでスペシャルトークセッション開催しました

メカトロテックジャパン 2019 10月25日 主催者企画展示(コンセプトゾーン)特別セミナー

1号館のコンセプトゾーン(CZ)で特別セミナー「ロボットで描く生産現場の近未来」を開催しました。デンソーウェーブロボット事業部製品企画室の澤田洋祐室長とベッコフオートメーションの川野俊充社長を登壇者として招きました。

2人の掛け合いに、多くの来場者が足を止め、耳を傾けました。

MECT特派員

平面研削盤で曲面も研削

平面研削盤にロボットを合わせてワークを交換

三井ハイテック(3C23)は、平面研削盤「MFG-PCNCL-R’+AWC」を出展。平面研削盤本来の3軸に、ワークを回転させるロータリーインデックスの1軸と、上下方向に移動しワークを下から支える1軸を加えた5軸を同時制御することで、だ円のピンゲージやパンチなどの曲面も研削できる。

展示機は協働ロボットを組み合わせたワーク交換システムを搭載。研削できる面の種類を拡張しつつ、長時間の無人運転も実現する。工作機事業部の永田淳士主事は「既存の工場や設備に導入するには、柵のいらない協働ロボットが最適」と話す。

MECT特派員

【IoT、AI】似た図面を一発表示

AIを組み合わせたブルーアシスタントを紹介

三栄商事(1A22)は、図面を読み込ませるとクラウド上の類似図面を表示する「blue assistant(ブルーアシスタント)」を出展。画像認識技術と人工知能(AI)を組み合わせており、図面をたくさん読み込ませたり、類似図面ではないものをワンクリックで除外したりすることで精度を高めることができる。類似図面から見積もり額や使ったジグ、加工機械などの実績を参照でき、作業の効率化に役立つ。

MECT特派員

【出展者の声】4種類の自動化システムを提案 スギノマシン

「人の入りはよい」と語る杉野良暁社長

「ものづくりの集積地の中部地区での展示会だけあっていい案件が多く、人の入りもよい」––。スギノマシン(3B21)の杉野良暁社長はMECT の前半2日間をこう振り返る。

今回は自動化提案に力を注ぐ。独自開発の産業用ロボット「スイングアーム式コラムロボット」を使った4種類の自動化システムを展示した。中でも注目は、タレット形の洗浄機の新製品「JCC 421 UT」。機内に防水タイプのコラムロボットを設置し、洗浄やエアブロー、ワーク搬送などの工程を1台に集約した。「多関節ロボットの課題は水に弱いこと。わが社の防水タイプのコラムロボットなら、この課題を解決できる」