出展企業情報
EXHIBITOR INFORMATION
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自社NC旋盤に初めて、独自の潤滑油循環システムを導入した。開発の背景としては、潤滑油価格の高騰や潤滑油消費量に対して人の手による給油が必要なことから、潤滑油コストの削減、作業性の向上が課題としてあった。
従来型は年間100Lの潤滑油を廃棄していたのに対し、新型は潤滑油を回収し再利用することで年間消費量を20Lまで抑えることができる。(※1)給油間隔は従来型が5日に1回給油していたのに対し、新型は2.4ヶ月に1回の給油で良いため、作業性も向上した。(※2)上記の消費量から潤滑油コストは年間48,000円の削減を実現。(※3)切削油と潤滑油を分けることもできるため、結果的に切削油寿命の向上にもつながった。精密加工の自動化はもちろん、潤滑油給油にかかるメンテナンス工数を減らすことで、作業性を向上しながらも、潤滑油消費量を抑えて環境にも配慮している。
※1 潤滑油タンク有効容量…従来型:1.8L、新型:4Lとする
※2 1日8時間、1年280日稼働とする
※3 潤滑油コスト600円/Lとする
潤滑油循環システムを導入したKNC-280G
Y軸機能付き主軸が標準仕様になったくし形刃物台旋盤「KNC-30GY」。多段式ツールホルダーを組み合わせることで、最大14本搭載可能。ただし、加工径によって制限あり。
主軸の首振り機能をオプション選択可能になったくし形刃物台旋盤「KNC-20G」。機械サイズによって首振り角度に制限あり。刃物送りはZ軸のみでナナメ穴やテーパー加工が可能。
旋削と研削の両立ができる内面研削旋盤「KGI-20NⅡ」。旋削工程で研削加工の取り代を極限まで小さくできるため、加工時間の短縮や砥石寿命向上に期待できる。
「KHFSシリーズ」は、自社製品の内面研削盤に搭載されている高出力の高周波スピンドル。6万回転、8万回転、15万回転の3種類あり、ユニットとして単体でも販売可能。
企業名 | 北村製作所 |
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住 所 |
〒130-0012 墨田区太平4-13-4 4-13-4, Taihei, Sumida-ku, Tokyo 130-0012, Japan |
TEL | 03-3625-3628 |
FAX | 03-3624-1849 |
URL | https://jknc.co.jp/ |