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オーエスジーが初日に新製品発表

 

ワンレボで1パスねじ切り加工

オーエスジー(2D01)はMECT初日の18日午後、自社小間で記者発表を開き、新製品などを多数紹介した。10数人の報道関係者が集まった。

 

中でも、目玉はスレッドミルの新製品「A-Thread Mill」(=写真)。「ワンレボリューションスレッドミル(ワンレボ)」の名称で、顧客にPRする。ワンレボの発表で、「Aブランド」のラインアップに新たにスレッドミルが加わった。

 

最大の特徴は、1パスでねじ切りができ、高能率なねじ切り加工を実現できること。スレッドミルのねじ切りでは従来、1パスでは十分に加工できず、複数回に分けて加工をしており、加工時間が長くなっていた。一方、ワンレボは溝形状を、従来のスレッドミルに採用されている右ねじれではなく、左ねじれとした。加工の際はシャンク側の刃からワークに接触するため、工具の倒れを抑えられ、1パスでのねじ切り加工を実現。これにより、ねじ切りの加工時間を大幅に短縮した。「チタンなどの難削材向けに提案したい」と担当者は意気込む。来年初頭の発売を目指す。

 

この他、「Aタップ」専用ホルダーや、防振エンドミル「AE-VMS」など、MECTで初披露する新製品を多数紹介した。

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