軸受けの異常を診断
小型軽量でワイヤレス
日本精工(NSK)は軸受け振動診断機「Bearing Doctor BD-2型」を出展。NSK独自の軸受け診断技術「ACOUS NAVI(アコウス・ナビ)」(=写真)を搭載しており、今年3月に発売した。
軸受けは機械の要素部品として組み込まれるため、分解して取り出すのが難しく、かつては音を分析することで軸受けの状況を把握していた。
同製品は、小型で軽量のワイヤレス式センサーで軸受けの振動を読み取りデータ化し、タブレットで読み取る。「軸受けの異常を、お客さま自身がリアルタイムで把握できる」(説明員)と自信を見せる。また、今後はネットワークにつなげることも課題として見据える。
【10月19日, 19時09分17秒 】