中小企業支援ブースで技術披露③
製品精度を高める
工業ブラシを開発するODS(名古屋市中区、大矢顕社長、1S03、写真)は、自動車部品の廃材のガラス繊維含樹脂(GFRP)を再利用したブラシを紹介する。従来の砥(と)粒とは違い、繊維が糸切れしないため、非常に安定した効果を発揮する。さらに、既存のバリ取り、研磨ブラシより、表面をきれいにできる。また、同社の経験やノウハウを生かしたバリ取りの自動化装置も展示する。
一般的な工具からオーダーメード工具まで手掛ける工研(神奈川県座間市、比留川幸雄社長、1S05)は、現場からの「切削スピードを上げたい」「びびりを防ぎたい」「工程を減らしたい」などの要望で生まれた各種切削工具を会場で展示する。加工事例、切削動画、サンプルワークも同時に紹介。難削材やアルミ、高硬度材、樹脂向けなどそれぞれに合った工具を出展する。
【10月20日, 16時00分42秒 】