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新たなブランドや加工方式

 安田工業が試作用加工機を出展

安田工業(3D02)は新ブランド「Labonos(ラボノス)」の加工機「3DトランスレーターLDR200を参考出品した。

 

樹脂加工用で設計者やデザイナー向けに開発した。安田工業が基本的な材料や工具、削り方などの情報のテンプレートを用意。3Dデータを読み込ませ、簡単な操作で加工ができる。

 

「デザイナーのアイデアをすぐに形にできる。試作の分野で活躍できれば」と新規事業開発部の佐藤圭太さんは意気込む。「会場では『安田が変わったことを始めた』と興味も持たれている」と笑う。

 

 

不二越のドリリングセンターに注目

これまでにない加工システムを披露したのが2号館に出展した不二越(2B22)。「MZ07-DCドリリングセンター」が話題を呼んだ。自社製のロボットがワークを主軸の前まで運び、つかんだままドリルやタップで加工する。ジグに押し付けた状態で加工するため、柔らかいアルミだけでなく鉄も加工できる。工具交換も同じロボットで行う。

 

「機内に組み込まれているため安全柵が不要。初披露のシステムで注目度は高い」(広報担当者)。

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