【活躍する女性説明員】来場者の求める情報を ミツトヨ(2D21)
ミツトヨ(2D21)の銭谷菜々未さんは、普段は愛知県安城市のM3(エムキューブ)ソリューションセンター安城で説明員を務める。2年目の若手だが「一方通行の技術説明ではなく、お客さまの知りたいことが何なのかを考えて説明するよう心掛けている」と話す。
ミツトヨ(2D21)の銭谷菜々未さんは、普段は愛知県安城市のM3(エムキューブ)ソリューションセンター安城で説明員を務める。2年目の若手だが「一方通行の技術説明ではなく、お客さまの知りたいことが何なのかを考えて説明するよう心掛けている」と話す。
ユアサ商事(1A21)はロボットを展示の目玉に据え、自動化への注力をアピールする。ファナックの協働ロボットと日本電産シンポの無人搬送車、ダイフクのワイヤレス給電システムを組み合わせたロボットシステムなどを展示。「幅広いメーカーの製品を取り扱い、システムインテグレーターのパートナーも数百社いる。ユアサ商事ならではの広いネットワークをアピールしたい」と千葉岳雄執行役員は意気込む。
MECT初日10月23日(水)の来場者数は16250人。うち国内からは15863人、海外からは387人。
本日は会期2日目! ぜひ、ご来場をお待ちしております。
「初日から大勢の人が来ている。商談も思った以上に多い」––。ヤマザキマザック(3A02)で営業本部長を務める中西正純常務執行役員は、MECTの手応えをこう語る。今回は省人化や自動化の提案に力を入れている。「QUICK TURN(クイックターン)シリーズ」専用の自動化システム「TAシリーズ」など、中小企業向けの使いやすい自動化システムを展示している。
タンガロイ(2B01)は多数の新製品を出しており、特に対象となる顧客が多い鋼旋削加工用CVD(化学蒸着)材種「T9200シリーズ」を最も目立つ位置に置き、アピールする。新たなコーティング技術で、クレーター(くぼみ)や逃げ面に対する摩耗性を高め、優れた耐欠損性も実現した。
チャックなどを製造、販売する松本機械工業(1D05)は会期初日、「工作機械周辺機器の省段取・自動段取替えご提案」と題したワークショップを開いた。
同社営業技術課の今村俊哉課長が登壇した。チャックの爪の自動交換システムやチャックそのものを自動交換するシステムの特徴などを解説し、参加者の関心を集めた。
岩間工業所(1C41)は、複数の珍しいサンプルワークを展示した。最も目を引いたのは、アクリル樹脂製の卵型サンプルワーク。モデリングマシン「MM400Lite」を使って、切削だけで本物の卵のような滑らかな表面を再現した。その他には、チタンやアルミニウム合金製のスマートフォンケースや、自動車のギア操作をするシフトノブなどを展示し、来場者を引きつけた。
黒田精工(1C71)は精密成形平面研削盤「GS-30Vs」を展示した。省スペースや低消費電力などの環境性能や、タッチパネル式の操作盤をはじめとした使いやすさ、カスタマイズ性のよさの3つを特徴に持つ。舩木信裕第1営業部長は「ミドルレンジの中でも上位層に当たる『アッパーミドル』の市場に攻勢をかける」と強調する。
日本特殊陶業(2D02)はMECT会期に合わせ、小型自動旋盤向けツールホルダーの新サービスを提案した。「必要な時に、必要なホルダー、必要なだけ」をテーマに、顧客が求める期間だけ製品を貸し出すサービス「SUISUI SWISS(すいすいスイス)」を今年12月からスタートすると発表した。
同社は刃先交換式工具SSバイトの「30周年記念イベント」を会場付近で開催。販売店が集まる中、新サービスの詳細を説明した。
本日正午から会員登録が可能で、MECT会場の同社小間内にもパソコンを設置し、登録ができる。
東芝機械(3A03)は、付加製造(AM)技術で「令和」の文字を浮き彫りにしたサンプルワークを展示した。今年4月1日に菅義偉官房長官が新元号を発表した際に掲げた墨書を見事に再現。3Dプリンター試作機の「ZKシリーズ」を使い、加工時間5時間で仕上げた。令和の始まりを象徴するシーンを感じられる。