会期は無事終了しました
MECT2025は無事大盛況のうちに終了いたしました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。2年後の2027年展で皆さまと再会できるのを楽しみにしております。
公式メディア3媒体の記者が、
「MECT特派員」として会場から速報します。
絞込条件
MECT2025の学生限定セミナー「工作機械トップセミナー」(主催=日本工作機械工業会〈日工会〉)が 10月25日から開催されている。
初日はMECT2025の会場視察と懇親パーティーが開かれた。懇親パーティーには、全国から220人の学生や大学の教員、工作機械メーカーの人事担当者が参加した。会場にメーカーがブースを構え、学生向けに自社紹介をしている。日工会で人事委員会の委員長を務める中村留精密工業の深山泰輔取締役は冒頭に「日本の工作機械業界は魅力ある業界。ぜひ、多くのメーカーを知る機会にしてほしい」とあいさつした。
会期3日目は、「先進工場」がテーマのセミナーを2本開催した。
1本目は日立製作所社会ビジネスユニットインフラ制御システム事業部の入江直彦シニアストラテジストが「社会インフラを支える日立製作所のDX事例と新たな取り組み」をテーマに講演。
2本目はHILLTOP(ヒルトップ)の山本勇輝社長が「製造DXを実現するHILLTOPが描く『ものづくりの未来』」をテーマに講演した。
いずれのセミナーも大勢の聴講者が詰めかけ、先進的なDX事例に耳を傾けた。
イワタツール(2D05)は、ブラザー工業の小型マシニングセンタ(MC)「SPEEDIO(スピーディオ)」シリーズの「U500Xd2」を使い、ヘリカル穴加工エンドミル「ドリルミル」などでの加工を実演する。ドリルミルは従来のエンドミルの3倍~7倍の速度でヘリカル穴加工ができる。乙瀬英治営業企画部長は「ドリル加工に近いスピードで高品質な加工を実現できる」と話す。
兼房(2B29)は、ファナックの小型切削加工機「ロボドリルD54CS」に、アルミ加工用のヘッド交換式多刃ダイヤフェースミル「Nova E’z Disc(ノバ・イージー・ディスク)」などを組み合わせた切削加工を実演する。ノバ・イージー・ディスクは独自のろう付け技術を使った多刃仕様のチップ配列で、高能率なフライス加工を実現する。服部和弘国内営業部長は「加工機を使った実演は今回が初めて。ぜひ一度見てもらえれば」と話す。