高い加工技術を間近で見られる/コンセプトゾーン

第3展示館の特設会場で実施する主催者企画展示ゾーン(コンセプトゾーン)では、「医療を支える加工術」をテーマに、医療分野に関する高い加工技術を紹介している。

コンセプトゾーンでは、それぞれの技術を生かしたサンプルワークを展示する他、ゾーン内に持ち込まれた工作機械で実際にワークを加工する様子を間近で見られる。医療を支える加工技術を会場で発見しよう。

会期初日は「自動車」テーマのセミナーを開催

会期初日は、「自動車」をテーマにしたセミナーを2本開催した。

1本目はトヨタ自動車の三好工場と明知工場の工場長で、社会人ラグビーチームのトヨタヴェルブリッツのシニアアドバイザーも務める高橋一彰工場長が「現場変革を支える人財育成 ~ラグビーとの共通点~」をテーマに講演。

2本目はマツダの技術本部の藤崎周二本部長が「e-SKYACTIV(スカイアクティブ) R-EVのお客様価値を実現する生産技術」をテーマに講演した。

いずれのセミナーも大勢の聴講者が会場に詰めかけ、自動車業界の最新動向に耳を傾けた。

“激アツ!!!!”な4日間の幕開け

メカトロテックジャパン(MECT)2025が本日、ついに幕を開けた。

開会式では経済産業省製造産業局産業機械課の須賀千鶴課長や、日本工作機械工業会(日工会)会長の坂元繁友芝浦機械社長、牧野フライス製作所(1E37)の宮崎正太郎社長がMECTへの期待を語った。

主催者を代表したあいさつではニュースダイジェスト社の八角秀社長が「MECT2025が苦しい状況が変わる転換点となり得る起爆剤になることを願う」と語った。