内外径を同時に加工できる研削盤をアピール/和泉金属工業

和泉金属工業(1B21)は内径と外径を同時に加工できる研削盤「KN-421BL」を展示する。20年以上前に開発した従来機種から、構造解析などをして改良し、機械性能は維持しつつ加工エリアへの接近性などを高めた。「従来機種は使いこなすのに一定の習熟度も要したが、同製品は操作性も上がった。既存顧客だけでなく新規案件の引き合いもある」と営業部の居内貴義課長は話す。
公式メディア3媒体の記者が、
「MECT特派員」として会場から速報します。
絞込条件

和泉金属工業(1B21)は内径と外径を同時に加工できる研削盤「KN-421BL」を展示する。20年以上前に開発した従来機種から、構造解析などをして改良し、機械性能は維持しつつ加工エリアへの接近性などを高めた。「従来機種は使いこなすのに一定の習熟度も要したが、同製品は操作性も上がった。既存顧客だけでなく新規案件の引き合いもある」と営業部の居内貴義課長は話す。

ツガミ(1A02)は独立対向くし歯型NC自動旋盤「BW389ZJ」を、中部地区の展示会で初出展する。加工対象のワークは直径38mmまで。正面主軸では前後の刃物台を独立して制御できるため、加工効率に優れる。さらに背面主軸に対してY軸付きの刃物台を備えており、多彩な複合加工ができる。担当者は「建設機械用の部品や、油圧機器のスプールなどを加工するユーザーへ提案したい」と語る。
-1024x576.jpg)
ヤマザキマザック(1B40)は新発売の複合加工機「INTEGREX(インテグレックス) i-250 NEO(ネオ)」を出展した。ミーリング主軸の見直しで高剛性化を図り、加工能力を高めた。また、旋削・ミーリング主軸ともに冷却機能を高めたり、各駆動軸のボールねじに温度センサーを搭載したりして、熱変位の影響を抑制できる点をアピールした。
人事・総務部広報課の横山昌典課長は「新機種はボタンの操作のみで工具を簡単に脱着できる。これで、段取り替え時のオペレーターの負担を軽減し、加工時間の確保にもつながる」と語る。

ニデックマシンツール(1F01)は今年6月に発売した複合加工機「マルチタスクギヤセンタMGC300」を展示する。立形マシニングセンタ(MC)をベースにした機種で、ホブ加工やスカイビング加工などの機能を追加した。
「さまざまな工程を1台に集約できるのが強み」と営業業務統括部販売促進グループの福田彩主任は言う。