ロングセラー製品をPR/カブト工業

カブト工業(3E40)はロングセラーの回転センター「カブトセンターシリーズ」を展示する。先端のワーク保持部を交換できるのが大きな特徴だ。会場ではワーク保持のデモが見られる。顧客の要望に合わせて作った特注品も展示し、対応力の高さをアピールする。
「普段引き合いが少ない研削盤ユーザーとの商談が非常に多い。想定外の出会いがあるのが展示会の良いところ」と片原勇社長は話す。
公式メディア3媒体の記者が、
「MECT特派員」として会場から速報します。
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カブト工業(3E40)はロングセラーの回転センター「カブトセンターシリーズ」を展示する。先端のワーク保持部を交換できるのが大きな特徴だ。会場ではワーク保持のデモが見られる。顧客の要望に合わせて作った特注品も展示し、対応力の高さをアピールする。
「普段引き合いが少ない研削盤ユーザーとの商談が非常に多い。想定外の出会いがあるのが展示会の良いところ」と片原勇社長は話す。

ユキワ精工(2C25)は「ワークハンドリングホルダ」で、部品加工現場の自動化を提案する。ツールホルダーをワークの搬送用途としてデザイン。工作機械内にワークストッカーを設置し、ワークの供給・排出を自動化できる。前回のMECTでは主軸テーパーBT30番タイプを披露したが、今回展ではその後発売した同40番タイプをアピールする。「ロボットなどよりも安価で効果的な自動化を提案する」と担当者は話す。

テラル(3C29)は、従来製品の良さを継承しつつ性能を向上したクーラントポンプ「LBMシリーズ」を出展する。溶接箇所を増やすなどして耐久性を上げ、1時間当たりの許容起動回数を従来の2倍の120回とした。その上でノンシール構造は変えず、メンテナンス性の高さは維持した。
また暑熱対策の提案として、送風機などの製品に加え、工場内環境の分析や空気の流れの設計、施工まで手掛けた事例を紹介する。

大昭和精機(2C24)は、ツーリングや工具、ツールプリセッター、ソフトウエア、工具収納棚などの周辺機器に至るまで幅広く展示する。
注目製品の一つが、防振構造を内蔵したボーリング加工用ツーリング「スマートダンパー」だ。従来手薄だった大径サイズを追加した。「製品の耐久性や長寿命はもちろんだが、加工時間を短縮することによるメリットを訴求したい」と技術本部の川村真巳取締役は力を込める。