加工機の上部空間を有効活用し、省スペースな自動化を/アマダ

アマダ(1F04)は「自動化との出会いが、モノづくりの未来を変える」を掲げ、自動化ソリューションを複数展示する。レーザ加工機に取り付ける「CREST(クレスト)3015」は板金材料の保管スペースを加工機の上に設けた省スペースな自動化機器で、「自社展以外に出すのはこれが初」(展示会担当者)。その他、ベンディングマシンを自動化するための協働ロボットシステムなども提案する。

可搬が25kgに向上、電極製作から放電加工まで一気通貫/ソディック

ソディック(1D25)は形彫り放電加工用のワークと電極をストックできるロボットシステム「SZ25」を会場で初披露している。放電加工機と電極加工用マシニングの間に置けば、電極の製作から放電加工までを一気通貫で自動化できる。「ロボットの最大可搬質量を従来の12kgから25kgに高めており、より重いワークやジグにも対応しやすくなった」と技術説明員は語る。

ノーミストをエコに/葵精工

葵精工(3C13)は「ECO NO MIST(エコノミスト)」をテーマに掲げる。

同社は省エネ化を実現する製品として、加工していない時間はミストコレクターの稼働を停止できる後付け可能な制御ユニット「AEU-1」を展示する。また、従来製品よりも低出力のモーターを採用しつつも従来製品と同等の捕集能力を備えた、新開発のフィルタータイプのミストコレクターも参考出展する。