工具寿命を大幅に延ばせる!/シー・ケィ・ケー
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シー・ケィ・ケー(2C16)は「レーザードーピング(LD)」を施した新開発の工具ブランド「LDera(エルディラ)」を披露した。LDで処理することで母材の強度や硬度を高められ、工具の寿命を大幅に伸長できる。
澤田秀司社長は「お客さまに立ち止まってもらえる装飾を目指して、立体的な映像を映し出せるホログラム技術と実際の工具を組み合わせてLDeraの特徴を表現した」と語る。
公式メディア3媒体の記者が、
「MECT特派員」として会場から速報します。
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シー・ケィ・ケー(2C16)は「レーザードーピング(LD)」を施した新開発の工具ブランド「LDera(エルディラ)」を披露した。LDで処理することで母材の強度や硬度を高められ、工具の寿命を大幅に伸長できる。
澤田秀司社長は「お客さまに立ち止まってもらえる装飾を目指して、立体的な映像を映し出せるホログラム技術と実際の工具を組み合わせてLDeraの特徴を表現した」と語る。
スター精機(3B57)は工作機械とガントリーローダー、パレットチェンジャーを組み合わせた自動化ラインを紹介している。同社のガントリーローダーは標準で3軸仕様のため、ワークの搬入出にとどまらず、検査工程や洗浄工程などの前後工程と連携しやすい。
営業部営業推進課の池谷光敏課長は「今回展示しているガントリーローダーは防じん・防滴仕様で切削油がかかる環境でも問題なく動作する」と話す。

会期3日目の10月24日(金)の来場者数は23,714人でした。会期最終日となる本日のポートメッセなごや周辺の天気は曇りです。最終日の開催時間は午後10時~午後4時と終了時間が1時間前倒しになります。お間違いなきようご注意ください。
また、週末ですので近隣のテーマパークの来園者と合わせ、金城ふ頭地域の混雑が予想されます。時間にゆとりを持ってお越しください。皆さまのご来場をお待ちしております。
会期3日目は、「先進工場」がテーマのセミナーを2本開催した。
1本目は日立製作所社会ビジネスユニットインフラ制御システム事業部の入江直彦シニアストラテジストが「社会インフラを支える日立製作所のDX事例と新たな取り組み」をテーマに講演。
2本目はHILLTOP(ヒルトップ)の山本勇輝社長が「製造DXを実現するHILLTOPが描く『ものづくりの未来』」をテーマに講演した。
いずれのセミナーも大勢の聴講者が詰めかけ、先進的なDX事例に耳を傾けた。

金属の表面に別の材料を溶着、被覆して保護層や補強層を形成する技術のこと。「coating(塗布)」よりも材料を厚く緻密に重ね、母材と溶融して一体化する点が特徴。レーザークラッディングは、手作業による溶接肉盛りと比べて薄く均一で安定した肉盛りが可能。
(例文)SNK offers laser cladding systems for molds, enabling uniform and programmable overlay welding.
(訳)新日本工機(SNK)は金型向けに、プログラム制御によって均一な肉盛りを実現するレーザークラッディングシステムを提案している。

日研工作所(2D16)が提案するナノクーラントは、水溶性クーラントの匂いを抑えたり、作業者の手荒れを防ぐ。クーラントの交換頻度を削減する効果もある。ツーリングメーカーとしてツーリングに搭載するのはもちろん、外部給油のクーラントホースや配管につなぐことで、旋盤や研削盤などさまざまな工作機械でナノクーラントを利用することができる。切削加工に携わる人や工場に優しい技術として、来場者の関心を呼んでいる。

赤松電機製作所(3C08)は、ミストコレクター「ヘビースモーカー」の性能を拡張する2つのオプションを紹介する。同製品は捕集能力の高さが強みだが、フィルターの交換頻度が課題になるケースがあった。そこでオプションの「FU-BOX+(フーボックスプラス)」を開発。標準品と比べサイズが約3倍のフィルターを後付けし、交換頻度を抑える。もう1つのオプションである、吸引力を可視化するメーターを取り付けたふたと合わせて提案する。

過去最多の出展者数となったMECT2025。回りたいブースが多く限られた時間で効率的に見たい来場者もいるだろう。住友電気工業(2C11)は、新材種や新形状を採用した新製品を一つの棚にまとめて展示しており、同社の最新提案はここを見ればOK。既存製品や一部の参考展示品は、小物部品や自動車、航空機といった産業ごとの棚にまとめられており、合わせてチェックしてみては。

日伝(3E01)は複数のデモシステムを用意し、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を提案する。工作機械へのワーク供給や部品の組み立て、工程間搬送などを自動化するデモシステムを構築した。営業推進部マーケティンググループの古賀雅史課長は「近年は現場からの要求が高度化しており、複数の製品を組み合わせた提案が重要。その上、わが社は品質面やサポート面で安心して導入いただけるソリューションを提供できるのが強み」と話す。