• 連載「見どころ紹介」

連載「見どころ紹介」

2023年7月3日

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出展者の顔ぶれ決まる

過去最大規模で開催

新第1展示館の外観

今年最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン(MECT)2023」の出展者の顔ぶれが出そろった。6月16日に発表された開催規模は、492社・団体、2103小間。新第1展示館の使用で展示スペースが広がり、出展者数と開催規模は共に過去最高となる。低迷する内需の底上げにも大きな期待がかかる。

初めての新第1展示館

MECT2023は10月18日~21日に名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で開かれる。主催するニュースダイジェスト社は6月16日、開催概要を発表した。
 出展者数は492社・団体で、2103小間の規模で開催する。昨年11月1日から出展者の募集を開始した。当初は受付期間を今年2月までとしていたが、申し込み小間数が会場の収容能力に達したため、12月6日に締め切った。各企業のMECTへ寄せる期待の高さがうかがえる。

日本工作機械工業会(日工会)が6月12日に発表した5月の受注総額(速報値)は前年同月比22.2%減の1193億1600万円と減少した。
 内需も3カ月ぶりに400億円割れの375億9900万円(同24.0%減)となった。減速傾向の中、低迷する内需の底上げにも大きな期待がかかる。

MECT2023では、昨年開場したポートメッセなごやの新第1展示館を初めて使用する。 また従来通り、第2展示館や第3展示館にも多くの企業や団体が出展する。

工作機械の迫力を会場で

開催地の中部地方は、自動車産業などの製造業が盛んな地域で、大手企業だけでなく中小企業も集まる。会場には加工現場で働く作業者の姿が多く見られるのもMECTの特徴だ。

MECTは13年展から毎回、会期4日間で9万人以上の来場者を動員してきた。21年展は新型コロナウイルスの影響もあり、6万9000人にとどまった。
 しかし、来場者の企業の抱える課題やコロナ禍で新たに生じた悩みを解決する手段や情報を、直接やり取りできる貴重な機会となった。

今回展のテーマは「FEEL IT!(フィールイット!)」。
 工作機械の迫力を会場で体感できる展示会になるはずだ。

連載「見どころ紹介」

MECT2023の公式メディア「月刊生産財マーケティング」「SEISANZAI Japan」「robot digest」のコラボ企画です。
月刊生産財マーケティングで毎月掲載する進捗状況や出展者情報、主催者企画の詳細などMECTの見どころを掲載した記事を転載します。

MECT2023の公式メディア

生産財マーケティングの本

ニュースダイジェスト社が発行する工作機械を中心にした設備財関連の専門誌。2023年で創刊報や国内外の工作機械展レポート、最新の工業統計などを掲載する。資料価値も高く、業界から高い評価を得ており、20年からは電子版の発刊も始めた。

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2018年4月にオープンしたFA業界の最新ニュースを海外に向けて発信する英文サイトで、日本企業の新製品の情報やニュース、展示会リポートなどを紹介している。

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生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン。産業用ロボットや自動化機器に特化した記事を掲載する。産業用ロボット関連の新製品や新サービス、導入事例、先進企業の取り組み、統計データ、助成制度など、あらゆる情報を発信する。

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