【驚きのワーク】微細加工の限界は続く/入曽精密
入曽精密(1S04)は、形状はそのままに、サイズを0.7倍ずつ小さくしたアルミ素材のワークを11個つなげたフラクタルチェーン「極限造形」を見せた。チェーンの一番下の最も小さなワークのサイズは、幅0.7mm×厚さ0.3mm。
8軸や3軸のマシニングセンタと、同社の機内用ロボット「ORIGAMI(オリガミ)」で、ワークの向きを自動で変えながら、微細なワークに全面加工を施した。「今後も加工技術を極めて、さらに小さいワークを下につなげ、微細加工の可能性を示したい」と担当者は話した。