ニーズを再確認できた/ダイセイ

ダイセイ(1A08)は、不二越の協働ロボットを組み込んだ自動計測システムの試作機を出品する。ロボットで穴にゲージを挿入して検査する。高江泰三製品開発本部長は「多くの来場者にニーズを聞き取りでき、製品化に向けた開発方針が間違っていないことを再確認できた」と言う。

※この記事の再編集版は公式メディア「robot digest」にも掲載予定

欠陥検査に加え計測も同時に/シグマ

三菱商事テクノスと共同出展したシグマ(1C16)は、レーザー傷検査装置「ANALYZER(穴ライザー)」を使った穴の検査の自動化を提案する。ロボットや自動機の先端に取り付けるユニットで、「穴ライザーⅢ」では穴の内側の欠陥を検出するのみだったが、今月発売の新製品「穴ライザーⅤ」では、欠陥検査に加えて穴径と真円度の同時計測を実現する。「従来は欠陥検査の後に穴径や真円度を測っていた顧客も多く、穴ライザーⅤは待ち望まれていた新製品」とセールス担当の王海蓮氏は言う。

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機上測定も工程内計測も一連で自動化

MECT2021でのレニショーの展示

レニショー(2D20)は、小型MCへのワーク供給から加工前のワークの位置検出、加工後の機上測定、搬出後の工程内計測を一連にしたロボットシステムを展示した。

特に機上測定では、一般的な接触した位置の測定だけでなく、ワークに沿わせて測る「倣い測定」もできる。連続した計測データを取得でき、変位量の推移も簡単に分かる。

ねじ穴検査のツール交換時間短縮/サンゲン

サンゲン(1C25)は、米国NewVista(ニュービスタ)の総代理店として同社のゲージ式ねじ検査ユニットをPRする。今回展では、位置ずれを吸収するフローティング機構などを備えたコンパクトな「ロボット専用ユニットRTU」を展示した。「2年前のMECTでも展示したが、今回展ではツールチェンジにかかる時間を4~5秒から2秒に短縮できる新バージョンを初披露している」と特機開発部の土岡直樹部長は話す。

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【会場でもらった!】ただのノートと思いきや/レニショー

レニショーが配布するノート

レニショー(2D20)はB5サイズのノートを配布する。表紙のデザインは市販品に近いが、しっかりと会社名をアピールするユニークさがある。ページには36行の罫線が入っているため、ぎっしり書き込むことができる。そして、このノートの最大のアピールポイントは表紙裏にある。ねじの寸法や単位換算表、材質の熱膨張係数など、工作にまつわる情報が載っているのだ。その全貌は入手して確かめよう。

伝統と最新技術を融合したスケール/マグネスケール

今回展で発表した新製品「SQ27」

マグネスケール(2D10)は、今回展でリニアエンコーダー「スマートスケールシリーズ」の新製品「SQ27」を発表した。微細精密向けや小型のマシニングセンタを中心に、より正確な計測をするため、ボールねじの近くなどの狭くて取り付け作業をしにくい箇所にリニアエンコーダーを設置するニーズがあった。そこで、 同シリーズで最も小型な製品を開発した。

小型にするために、伝統的な構造と最新技術を組み合わせた。ベアリングでスケールのレールを駆動する伝統的なリニアエンコーダーの方式に、保護等級IP67Gなど耐環境性の高い最新式のセンサーを取り付けた。

開発担当者は「オープン型のスマートスケールで培った技術と経験をさらに磨き上げ、機構部品を内蔵しても耐環境性を向上させ安定した性能を発揮できる方式を実現した。この新製品で狭所スペースへの取付けが必要なマシンへの採用機会を狙っていきたい」と意気込む。

EV向け測定ソリューション/レニショー

EV用モーターのステーターを「REVOシステム」で計測

レニショー(2D20)は電気自動車(EV)向けの測定ソリューションを提案する。小間では、3次元測定機用のマルチセンサー5軸計測システム「REVO(レボ)システム」を使い、「ステーター」と呼ばれるEV用モーターの固定子を高精度に計測するデモを披露した。アタッチメントを取り換えるだけで、接触式のスキャニングプローブや非接触式のビジョンプローブなどを使い分けながら測定できるのが特徴だ。「ステーターには多くの測定ポイントがあるが、レボシステムを使えば1台の3次元加工機で測定できる」と広報担当者は語る。
 また、機上測定用のプローブなどを搭載した小型マシニニングセンタとロボット、ゲージングシステム「Equator(イクエーター)」を組み合わせた自動測定セルも披露した。

「つながる」コンセプト押し出す/ミツトヨ

ミツトヨは測定機器のモックアップでジオラマを展示

ミツトヨ(2D08)のブースで一番目立つのが、生産ラインをイメージしてさまざまな測定機器のモックアップを配置したジオラマだ。測定データがつながることのメリットを提示し、さらには顧客とミツトヨがつながることで生み出せる可能性まで想像させる。もちろん、CNC画像測定機「クイックビジョンPro(プロ)シリーズ」をはじめとする豊富な新製品もそろえる。また、「つながる」や「スマートファクトリー」を分かりやすく伝えるオレンジ色の小冊子も配布している。

自動爪交換システムを初披露/豊和工業

 豊和工業(3D17)はチャックの爪(ジョー)を自動交換する「オートマチック・ジョー・チェンジャー・システム(AJS)」を初披露した。チャックの爪を自動交換できるほか、交換後に振れ測定や、ワークの着脱もできる。
 ロボットがチャック上の爪を移動してロックを解除し、爪を外してストッカーに移動。別の爪をストッカーから取り出してチャックに装着する仕組み。ワークをつかむ把握力や精度の測定もできる。
 「自動車産業を中心に注目されている」(説明員)という。

1.6倍の高速駆動/東京精密

東京精密(2D18)の「SURFCOM NEX(サーフコム ネックス)」は、 表面粗さ・輪郭形状測定機 の新製品 だ。表面粗さと輪郭形状の両方を1台で測定できる。「より広いレンジに対応し、従来比1.6倍の高速駆動を実現した。それでいて価格は据え置いた」と担当者は自信を見せる。