【新人記者の視点】ロボットはかわいい
MECTを通じて、確実に言えることがある。「ロボットはかわいい」ということである。
産業用ロボットはオペレーターの指示で動く。指示通りにキビキビ動いている様子が何とも健気でかわいらしい。
上画像のロボットは、2台が力を合わせてケーブルを端子に差し込もうとするところだ。1台動くだけでかわいらしいのに、2台が力を合わせるのだ。これはもはやかわいさの大爆発と言えよう。
1号館の特設展示「コンセプトゾーン」では、富士スピードウェイのコースに沿ってロボットがシールを貼り付ける実演をする。シールをきれいに貼り終えたロボットに視線を移すと、心なしかドヤ顔をしているように見える。対照的に、シールの貼り付けに失敗したロボットはぼうぜんとした表情に見える。
ロボットが感情を持っているとは考えにくいが、「もしかしたら…」と思わされるような瞬間が時々ある。これからもロボットのいろいろな表情を見つけていきたいと思う。