末は博士か技術者か!? ロボットに興味津々

 開幕から初の週末を迎えた23日、会場には子ども連れの来場者も多く見られた。主催者が企画して展示する1号館のコンセプトゾーンには、中学生と小学生の子どもを連れた自動車部品メーカー勤務の男性の姿も。
 「仕事の関係で興味があるんですが、私よりも子どもの方が……」と話す。
 熱い視線を感じた説明員が、ロボットを操作するペンダントを中学2年生に渡し操作を促した。
 説明を聞きながらロボットを実際に操作し、ピッキング作業のティーチングを初体験した。隣では、兄の操作をうらやしそうに見つめる10歳の妹の姿も。
 操作の後は、ロボットのアンプなどにも熱心に見入った。

ロボットの今後の可能性を探る

昨日は「ロボット」のセミナーが開かれました。安川電機と三菱電機から講師を招き、産業用ロボットの今後の可能性を探りました。

【新人記者の視点】MECT開幕

開会式でのテープカットの様子

メカトロテックジャパン(MECT)2021が10月20日に開幕した。

前回のMECT2019から今回のMECT2021の間に新型コロナウイルス感染症が流行し、状況が大きく変わった。企業は展示会などの新製品を大々的にPRする場を失った。そうした中で開幕した今回のMECT。出展者同士で「なんだか同窓会のような雰囲気だな」と話し合う言葉が聞こえた。FA業界に飛び込んだばかりの新人記者でも、出展者の感慨にふける気持ちをひしひしと感じた。