【新人記者の視点】よく分からないけどなんか面白い
あまりにも突拍子のないタイトルだけれど、率直にMECTの感想を言うとしたらこの言葉が一番ふさわしい。
出展企業のブースを回っていろいろな機械や工具などを見たり、担当の方から製品の話を聞く。しかし、FA業界に入ってたった半月の私にとっては目にしたり、耳にした言葉の半分くらいは暗号じゃないかと思った。頭の理解は追い付かなかったが、なぜか面白く感じる。
上画像はジグを器用に持ち上げて台にセットするロボットだ。ジグには穴が開いており、台には穴よりわずかに小さい径の柱がある。ロボットは穴に柱をきれいに通してジグを台にセットするのだ。気持ち良い。ずっと見ていられる。工作機械がワークを切削する時も同じ気持ちになる。
なぜ動くのか、どういう原理で削れるのかを私はほとんどわかっていない。でも面白い。工場見学に似たような感覚だ。理屈を分かっていなくても楽しめる。工作機械やロボットには不思議な魅力があると感じる。