学生がセミナー聞き入り、将来像描く

MECT2023の学生限定セミナー「工作機械トップセミナー」(主催=日本工作機械工業会〈日工会〉)が 10月21日、22日にポートメッセなごやで開催された。

2日目には、全国から集まった約300人の理工系の学生が今後のキャリアの参考になるセミナーを聴講した。柚原一夫専務理事は「工作機械は『マザーマシン』。日本の工作機械業界の世界の製造業の根幹を担う。魅力を感じてほしい」とあいさつ。牧野フライス製作所の藤田祥執行役員ら3件の講演のほか、エンジニアの生の声を聞く座談会もあり、学生は熱心に聞き入った。

【新人記者の視点】展示会の感動と新人記者の特権

展示会3日目が始まった。過去最大規模で開催した今回展も今日が折り返し地点。怒濤(どとう)のごとく流れる時間と人の群れに圧倒され続ける。

だが、自然と疲れは感じない。出展者各社が一押しの製品を展示し、群雄割拠ひしめき合う姿は、まさに圧巻の一言。色とりどりに花を咲かすブースに、心を打たれる。

もしかするとこの感動は、新人記者だからこそ味わうことができる「特権」なのかもしれない。だとすれば、私はこの貴重な経験を、いつまでも忘れずにいたい。

切りくず処理性を高め、長寿命化を実現/NTKカッティングツールズ

NTKカッティングツールズ(2D02)は振動切削や揺動切削専用の「TMVブレーカ」を展示している。

切りくずの処理性を高める刃先形状が特徴で、振動切削や揺動切削で発生する工具の欠損を抑制し、長寿命化を実現する。

担当者は「TMVブレーカは切りくずの処理性が高く、工具の欠損を抑制できる」と語る。

安全柵のドアロックで事故を防ぐ/SATECH

SATECH(サーテック、3D77)は安全柵メーカーで、イタリアに本社を置く。ブースでは安全柵のドアロック「D-FenceLock(ディフェンスロック)」を披露している。内蔵の安全スイッチと柵の内側の機械を連携させると、ドアが閉まっていないと機械を動かせないようにできる。

 担当者は「現場で使いやすいように安全柵をカスタマイズできるので、現場の使用環境を含めてご相談いただければ」と話す。

金城ふ頭駐車場から会場まで歩いてみた

金城ふ頭駐車場から会場までのルートです。途中にはメイカーズピアという飲食エリアもあります。お車でお越しの際に参考にしてみてください。

【新人記者の視点】出会えるのは機械だけじゃない

展示会の主目的であり、最も楽しみなのは出展製品だろう。ブースには出展者各社の一押し製品がずらりと並び、担当者が仕様などを丁寧に教えてくれる。先端技術や新製品に、時間を忘れて見入ってしまうこともしばしば。 

 ただ、楽しみはそれだけじゃない。会場を巡る間、ふと視線を動かせば“有名人”と目が合う。「あ! 大手機械メーカーの○○社長だ」「あそこに□□工業会の常務理事の方が」などなど、業界の大物や重鎮と遭遇できる。新人記者にとってこのような方々と直接お会いできる機会はそうなく、芸能人を見かけたような感動さえ覚える。展示会という場の、貴重な出会いを大切にしたい。

煙のない社会を目指して

第1展示館と第3展示館の喫煙所ではフィリップモリスによるiQOSの体験、販売しています。この機会に電子タバコへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?

キッチンカーフェスティバル開催中!

会期中、第3展示館横の中庭でキッチンカーフェスティバルを開催しております。カレーや唐揚げ、ケバブなど10台のキッチンカーが並んでいます。ぜひご賞味ください!