会期3日目は「自動化」テーマのセミナーを開催

会期3日目は、「自動化」をテーマにしたセミナーを2本開催した。

1本目は川崎重工業精密機械・ロボットカンパニーの真田知典ロボットディビジョン理事が、「Kawasakiが描く、これからのロボティクス」をテーマに講演。
 2本目はヤマハ発動機でソリューション事業本部ロボティクス事業部長を務める江頭綾子執行役員が、「ヤマハ発動機が描く搬送自動化~μ to km(ミクロン・ツー・キロメートル)~」をテーマに講演した。

初日と2日目に続き、3日目のセミナーも会場は満員で、大勢の聴講者が自動化の最新動向に耳を傾けた。

SNSキャンペーンは今日まで!

現在、月刊生産財マーケティングとMECTのコラボレーション企画「メカトロテックジャパン2023応援キャンペーン」を実施しています!

月刊生産財マーケティング(生マ)の公式X(旧Twitter)アカウント(@seima_official)をフォローし、「#MECTde生マ」と付けて、会場内で配布している「生マお試し版」または生マ10月号の写真を投稿された方の中から、抽選で20名の方にオリジナルデザインの図書カード1000円分をプレゼントします。
 キャンペーン期間は今日までです! ぜひご参加ください。

3日目の様子

3日目の会場の様子です。金曜日ということもあり、多くの来場者の方にお越しいただきました。

3日目の来場者数

3日目の10月20日(金)の来場者数は24731人(前回展は23675人)。本日は会期4日目、最終日です。本日の開催時間は10:00~16:00です。終了時間が1時間短縮されています。お間違えの無いようご注意ください。

現在のポートメッセなごや周辺の天気は晴れです。

また、週末ですので近隣のテーマパークと合わせて、金城ふ頭地域の混雑が予想されます。時間にゆとりを持ってお越しください。ぜひ、ご来場をお待ちしております。

【会場でもらった!】女子必見のおしゃれトート/岡谷鋼機

岡谷鋼機(3D40)では、ノベルティーとしてスタイリッシュなスケルトンのトートバックを配布する。持っているだけでおしゃれなトートをゲットして、気分を上げてMECTを歩こう!

【翻訳者的視点から】3つの「調達」、どれ使う?

「調達」は英語で、「Procurement」、「Sourcing」、「Purchasing」がある。この3種類の「調達」はほとんど同じ意味ではあるものの、若干ニュアンスが異なる。
・Procurement:調達プロセスの始まりから終わりまでの、全ての活動を含める「調達」
・Sourcing:どこから調達するのかを決めるプロセス(サプライヤーの評価や選定)
・Purchasing:サプライヤーの選定(sourcing)後の実際の購買プロセス(発注など)

岡谷鋼機(3D40)の「調達」には、Sourcingが使われている。

カメの甲羅のような生爪/大野精機

大野精機(3S10)は、チャックに取り付ける六角形の生爪「カメチャック」を展示している。6カ所の角を成形できるため、爪の保有数を減らし管理コストを削減できる。

 大野和明製造販売責任者は「東京都大田区からの出展だが、より現場に近い来場者が多いと感じる。他にもクーラントの噴射装置やホルダーなどを出展しており、わが社の技術をアピールしたい」と話す。

潜り込める7軸ロボットでねじ検査/サンゲン

FA機器を扱う技術商社のサンゲン(3B33)は、自社が代理店を務める2製品、米国NewVista(ニュービスタ)製ねじ検査ユニットと、デンマークKassow Robots(カッソーロボット)の7軸ロボットを組み合わせて展示する。「上でねじ穴の検査をした後、ロボットアームが下に潜り込んでツールを交換するため、省スペース。この動作は7軸構造のカッソーならでは」と営業部長の土岡直樹執行役員は話す。

高速回転が自慢の面取り機/富永工作所

富永工作所(3S03)は、卓上面取り機「エコスカット 300 SUS・F」を展示している。ワークを固定し刃物を動かして面取りをするため、ワークに擦り傷が付かない。

 担当者は「高速回転で、バリを効率よく確実に除去できるのが強み。市販のエンドミルを使えるため、工具を変えればステンレスやアルミなども加工できる」と話す。ワークを持ち込めば、会場で面取りを試せるという。

【新人記者の視点】展示会の感動と新人記者の特権

展示会3日目が始まった。過去最大規模で開催した今回展も今日が折り返し地点。怒濤(どとう)のごとく流れる時間と人の群れに圧倒され続ける。

だが、自然と疲れは感じない。出展者各社が一押しの製品を展示し、群雄割拠ひしめき合う姿は、まさに圧巻の一言。色とりどりに花を咲かすブースに、心を打たれる。

もしかするとこの感動は、新人記者だからこそ味わうことができる「特権」なのかもしれない。だとすれば、私はこの貴重な経験を、いつまでも忘れずにいたい。