MECT特派員

【出展者の声】高精度でも自動化を 三井精機工業(3B05)

実際に加工に携わる方が多く来場する中部の展示会で、金型メーカーや部品加工メーカーに、高精度な工作機械でも高能率や自動化をアピールしたい。 マシニングセンタ(MC)のような使い勝手のジグ研削盤「J350G」や、5軸MC「Vertex(バーテックス)55Ⅲ」を展示する。特にジグ研削盤は人手による調整作業に精度が依存されるが、熟練技能者の不足は現場の喫緊の課題だ。これなら職人技に頼らず高精度加工ができる(三井精機工業の加藤欣一社長)

【開会レセプション】業界関係者でにぎわう

大勢のFA関係者でにぎわう開会レセプション

会期初日の12時〜13時、ポートメッセなごやのイベント館で「開会レセプション」が開催された。大勢のFA業界の関係者でにぎわった。

主催者のニュースダイジェスト社からは八角秀常務が登壇し、あいさつした。また、出展者代表として、中村留精密工業(3D08)の中村健一社長が登壇し、乾杯の音頭を取った。

MECT特派員

いかにデータを集めるか

計測用データ処理ユニット「クアドラチェック3000シリーズ」

交流センターから2号館に入ってすぐのハイデンハイン(2C23)では、計測用データ処理ユニット「クアドラチェック3000シリーズ」と顕微鏡測定機を組み合わせてデモを披露。測定結果をグラフィカルに表示し、測定作業の自動化プログラムや測定レポートを簡単に作成できる。さまざまなオプションも用意し、高機能化も図れる。

MECT特派員

【出展者の声】自動化の機は熟した オークマ(3D01)

長年MECTに来ているが、だんだん盛大になり今や一大ショーになった。今回のMECTは昨年の日本国際工作機械見本市(JIMTOF)の時よりも、自動化やデジタル化に対する顧客のニーズが高まっている。当社は従来から自動化やデジタル化への提案をしており、いよいよ機は熟したと感じる。中部地方の部品加工メーカーにアピールする大きなチャンス(オークマの花木義麿会長)。

事務局

メカトロテックジャパン 2019 10月23日 会場風景

メカトロテックジャパン 2019 10月23日 会場風景

開幕日から多くの来場者にお越しいただいています。

MECT特派員

【記者はもらった!】牧野のロゴなしデニム製バック

牧野フライス製作所(3A20)は、丈夫なデニム製のミニトートバッグを配布している。弁当箱を入れるのにちょうどいいサイズで、先着5000個限定。

ワンポイントのマークには自社のロゴではなく、2018年から掲げるコンセプトのデザインを置いた。担当者は「企業ロゴが目立つと、普段の生活で使いにくい。そこでコンセプトの周知も兼ねて、このマークを採用した」と狙いを話す。

MECT特派員

MECTの熱い4日間が始まる

メカトロテックジャパン 2019 10月23日開会式

メカトロテックジャパン(MECT)2019が本日、ついに幕を開けた。

開会式には経済産業省製造局産業機械課の玉井優子課長や日本工作機械工業会(日工会)会長の飯村幸生東芝機械会長らが出席し、MECTへの期待を語った。

出展者を代表したあいさつでDMG森精機の森雅彦社長は「今は技術的に大きく変化する時期。この展示会が、来年以降のよいステップアップの場にしたい」と今回展にかける意気込みを述べた。

来賓によるテープカットの後に開場。次々と人々が来場し、今回展の活気を感じさせた。

MECT特派員

開場前には長蛇の列が

メカトロテックジャパン(MECT)2019が本日23日10時にいよいよ開幕。

開場前にもかかわらず、入口にはすでに多くの来場者が列を作る。

MECT特派員

【MECT先どり】日研工作所 製品を色分けして展示

日研工作所(1B52)は段取りや加工の自動化、省人化を提案する。出展製品を「工程集約を実現しよう!」「段取り時間・人時間を縮めよう!」「作業トラブルを完全に無くそう!」「やっぱりサイクルタイムを最小化!」の4つのテーマに分け、製品の前に色分けした小さなパネルを置くことで、一目で製品の特徴が分かる。

中でも一押しの製品は、CNC円テーブルの最上位機種「DUE-Table」(デュエット)だ。ロータリーエンコーダーを2つ搭載し、トラブルの予知や予防を可能にした。

MECT特派員

CZに4種全てのロボットそろう

1号館のコンセプトゾーン(CZ)での実演が予定されるA~Dゾーンに設置される安川電機、ファナック、デンソーウェーブ、ABBの4種類のロボットがそろった。 明日の開幕に向け、各ゾーンで調整が進められる。