狭所移動を実演、THKの昇降アーム付きAGV
THK(1A61)は、独自開発の無人搬送車「SEED-Lifter-Mover(シード・リフター・ムーバー)」を展示する。全方向に移動が可能な車輪を装備し、真横への異動やその場での旋回などができるため、狭い場所でも使いやすい。昇降アーム付きで、搬送物を720㎜の高さまで持ち上げられる。
THK(1A61)は、独自開発の無人搬送車「SEED-Lifter-Mover(シード・リフター・ムーバー)」を展示する。全方向に移動が可能な車輪を装備し、真横への異動やその場での旋回などができるため、狭い場所でも使いやすい。昇降アーム付きで、搬送物を720㎜の高さまで持ち上げられる。
ナガセインテグレックス(3A06)は、高精度平面研削盤「SGS-85」を初出展した。SGSシリーズはコンパクトな機械設計で広範囲の研削加工をする。今回出展した機械は、チャックサイズ800×500mmで従来機よりも加工範囲を広げた。
「これまでうちは、機械サイズが大きいとのイメージを持たれがちだったが、それを変えられる機械を用意した」と担当者は話す。
オーエスジー(2B24)は会期初日の23日、自社小間で記者説明会を開き、多数の新製品を発表した。中でも注目は、高硬度鋼用の超硬ボールエンドミル「AE-BM-H」「AE-BD-H」「AE-LNBD-H」の3タイプ。高耐熱性と高靭(じん)性を誇る独自の「DUROREY(デューロレイ)コーティング」を採用し、ロックウェル硬さ(HRC)55~70の高硬度鋼の加工に力を発揮する。開発担当者は「特にHRC60を超える高硬度鋼には最適」と自信を見せる。
オプトン(1B62)は、産業用ロボットでパイプを曲げ加工するシステム「WINロボットベンダーシリーズ」を展示する。国内外で多数の実績があるシステムで、「ロボット1台で曲げ加工だけでなく、パイプの付け外しなどもできる」(山田吉範中部営業所長)。
ミツトヨ(2D21)の銭谷菜々未さんは、普段は愛知県安城市のM3(エムキューブ)ソリューションセンター安城で説明員を務める。2年目の若手だが「一方通行の技術説明ではなく、お客さまの知りたいことが何なのかを考えて説明するよう心掛けている」と話す。
ユアサ商事(1A21)はロボットを展示の目玉に据え、自動化への注力をアピールする。ファナックの協働ロボットと日本電産シンポの無人搬送車、ダイフクのワイヤレス給電システムを組み合わせたロボットシステムなどを展示。「幅広いメーカーの製品を取り扱い、システムインテグレーターのパートナーも数百社いる。ユアサ商事ならではの広いネットワークをアピールしたい」と千葉岳雄執行役員は意気込む。
MECT初日10月23日(水)の来場者数は16250人。うち国内からは15863人、海外からは387人。
本日は会期2日目! ぜひ、ご来場をお待ちしております。