MECT特派員

【AM】反りの少ないAMワークサンプル

一般的な工法で作ったワーク(=写真上)とSRT工法で作ったワーク。下は反りによる隙間がなく、後ろに光源を置いても光が見えない

ソディック(3D15)は、金属積層造形(AM)で作った、反りのないワークを展示した。同社が開発したストレス・リリーフ・テクノロジー(SRT)工法により、作成したもの。AMのワークには、造形後の冷却時に残留熱応力による反りが発生しやすいが、特殊な熱処理をすることで反りを抑えた。

担当者は「AMのワークで反りがなくなると、より最終形状に近い形で造形でき、後工程の切削加工が簡単になる」と話す。