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ハインブッフはマンドレルで段取り短縮

マクソス六角ピラミッド型内径マンドレル(左)とギア加工用マンドレル

ハインブッフ(1D19)は新製品のマンドレル「マクソス六角ピラミッド型内径マンドレル」を展示する。丸形テーパー形状ではなく六角ピラミッド形状を採用。高い伝達トルクとクランプ力を持ち、さらに六角形にしたことで、切りくずの侵入を防ぐ。

またギア加工用のマンドレルは、本体ごと交換する内径チャックで、簡単に取り替えが可能。ロボットなどによる自動交換にも対応する。

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【AM】JBM、あきらめた形を「LUNA(ルナ)」で

機械や工具メーカーとともにAMの可能性を探る

ジェービーエムエンジニアリング(3B10)は、付加製造(AM)技術向けのCAM「ADDITIVE MASTER LUNA(アディティブ・マスター・ルナ)」を提案する。工作機械メーカーや工具メーカーなどと協力して作製したサンプルワークを展示。円筒ワークの円周上に異なる素材を積層した。

「日本製造業の引き算(切削加工)は世界トップだと思う。そこに足し算(AM)を加えることで、これまであきらめていたワーク形状の加工を実現させたい」と前田弥生エンジニアリング営業部長は話す。

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ジェイテクトが「非自動車」市場に攻勢

主力の円筒研削盤「GL4Pi-50」のC-X軸同期制御仕様を展示

 ジェイテクト(3B04)は今回、小型クランクシャフト研削盤「GF16S-25」を実機展示した。砥(と)石台を動かすX軸と、主軸のC軸の同期制御で偏心ワークを高精度に加工できるのが特徴だ。ターゲットに見据えるワークはコンプレッサーやロボットの減速機などの偏心シャフトで、同社が得意とする自動車産業向けの部品ではない。

 また、主力の円筒研削盤「GL4Pi-50」のC-X軸同期制御仕様も展示した。 同機も「非自動車」のワークが主なターゲットだ。広報担当者は「わが社が得意とする自動車産業以外の顧客の開拓に努めたい。11月に開催する自社展への来場にもつなげる」と強調する。

事務局

「航空機」セミナー本日開催

本日の「航空機」セミナーは交流センター3階会議ホールで開催します。

・13:00~14:00 ボーイング リサーチ&テクノロジー ジャパン「ボーイングと日本のパートナーシップ、航空機産業を取り巻くビジネス環境と最新動向」

・14:20~15:20 東京大学 生産技術研究所「先進ものづくりシステム連携研究センター最新の取り組みと航空機用材料の加工における一工夫」

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日本ピスコ、鋼板搬送でロボット用真空パッドをアピール

日本ピスコは実機展示し真空パッドなどをアピール

空気圧機器メーカーの日本ピスコ(1B31)は、小間内にロボットを設置し、鋼板の搬送を実演した。「ロボット先端の真空パッドや、吸引力を生み出すエジェクターの種類が豊富なことをアピールしたい」(販売会社ピスコ販売の川田征宏中部営業部次長)と意気込む。

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村田機械がイメチェン狙う

対向2主軸ターニングセンタ「MT200」を提案した

 村田機械(3C16)は、対向2主軸ターニングセンタ「MT200」や、シャフト加工用NC旋盤「ML400」などを来場者に提案した。同社は自動車部品の量産加工に力を発揮する平行2主軸旋盤「MWシリーズ」で知られるが、今回は小型タイプの「MW35」の展示だけに絞った。工作機械事業部長の今木圭一郎取締役は「自動車部品の生産方式が将来的に変わると見据えて、今回の展示機を選定した。『村田機械=MWシリーズ』のイメージが強いが、それだけではないということをアピールしたい」と語る。

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狭所移動を実演、THKの昇降アーム付きAGV

THKが開発した無人搬送車

THK(1A61)は、独自開発の無人搬送車「SEED-Lifter-Mover(シード・リフター・ムーバー)」を展示する。全方向に移動が可能な車輪を装備し、真横への異動やその場での旋回などができるため、狭い場所でも使いやすい。昇降アーム付きで、搬送物を720㎜の高さまで持ち上げられる。

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ナガセが広範囲な加工をコンパクト機で

加工範囲が広がったSGSシリーズ

ナガセインテグレックス(3A06)は、高精度平面研削盤「SGS-85」を初出展した。SGSシリーズはコンパクトな機械設計で広範囲の研削加工をする。今回出展した機械は、チャックサイズ800×500mmで従来機よりも加工範囲を広げた。

「これまでうちは、機械サイズが大きいとのイメージを持たれがちだったが、それを変えられる機械を用意した」と担当者は話す。

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【工具】OSGが高硬度鋼用の新製品

オーエスジーが披露した高硬度鋼用ボールエンドミル

 オーエスジー(2B24)は会期初日の23日、自社小間で記者説明会を開き、多数の新製品を発表した。中でも注目は、高硬度鋼用の超硬ボールエンドミル「AE-BM-H」「AE-BD-H」「AE-LNBD-H」の3タイプ。高耐熱性と高靭(じん)性を誇る独自の「DUROREY(デューロレイ)コーティング」を採用し、ロックウェル硬さ(HRC)55~70の高硬度鋼の加工に力を発揮する。開発担当者は「特にHRC60を超える高硬度鋼には最適」と自信を見せる。

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ロボットがパイプ曲げ、オプトンのロボベンダー

オプトンが展示したパイプ曲げシステム

オプトン(1B62)は、産業用ロボットでパイプを曲げ加工するシステム「WINロボットベンダーシリーズ」を展示する。国内外で多数の実績があるシステムで、「ロボット1台で曲げ加工だけでなく、パイプの付け外しなどもできる」(山田吉範中部営業所長)。