MECT特派員

海外から大物も続々と

サンドビック・コロマントカンパニ―のナディーン社長(左)とエドアルド上級副社長

海外メーカーの幹部も続々と会場入りしている。スウェーデンの切削工具メーカー・サンドビック(2A06)の超硬工具部門コロマントカンパニーのナディーン・クラウベルス社長と、グローバルセールス担当のエドアルド・マーティン上級副社長がそろって来日し、MECT公式メディアの単独インタビューに応じた。
  ナディーン社長は「サスティナビリティー(持続可能性)とICT(情報通信技術)を重視の経営で、顧客へのサービスを追求する」と語った。
 エドアルド上級副社長は「日本の、特に中部地区の市場は工具メーカーとしても重視しており、製造業のソリューションプロバイダーとして(日本のモノのインターネット〈IoT〉に相当する)ソサエティー5.0に貢献したい」と抱負を述べた。

インタビューの詳細は月刊生産財マーケティング12月号に掲載。

事務局

「自動車」セミナー開催しました

メカトロテックジャパン 2019 10月23日 「自動車」セミナー

本日開催された「自動車」セミナーには多くの聴講者にお越しいただきました。

明日は「航空機」セミナーです。

詳細はこちら https://mect-japan.com/2019/feature/seminar.html

MECT特派員

【初出展者の意気込み】MECTをチャンスに シェアリングファクトリー(1S10)

「多くの来場者にわが社のサービスを知ってもらいたい」と語る長谷川祐貴社長

シェアリングファクトリー(1S10)は、加工設備や測定機器などの遊休設備を企業間で貸し借りできるシェアリングサービスを提供する。金属加工を手掛ける企業が集積する中部地区に自社のサービスを広く知ってもらうため、MECTへの出展を決めた。長谷川祐貴社長は「多くの来場者に知ってもらいたい」と意気込む。

事務局

ファナック、NC装置でのロボット制御を参考出展

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ファナック(3B14)は、NC装置によるロボットの制御を参考出展している。ダイヤルを回して操作する工作機械用のパルス発生器を使い、ロボットを手動で操作しながら動作経路を記憶させることもできる。「ロボットを使ったことがない人でも操作がしやすく、反響は大きい」と小嶋邦夫常務理事は話す。

事務局

ダイドーにロボットや関連機器が大集合!

ロボット関連機器が多く出展
された1号館の一角

自動化や産業用ロボットに関心があるなら、ロボットに強いFA機器商社ダイドー(1B32)の展示は見逃せない。通路を挟んで両側に細長い小間を構え、1号館の一角がいわば「ダイドー通り」になっている。ロボットメーカーやロボット周辺機器メーカーとのコラボレーションで、さまざまな自動化機器やシステムの展示を見ることができる。

MECT特派員

【出展者の声】高精度でも自動化を 三井精機工業(3B05)

実際に加工に携わる方が多く来場する中部の展示会で、金型メーカーや部品加工メーカーに、高精度な工作機械でも高能率や自動化をアピールしたい。 マシニングセンタ(MC)のような使い勝手のジグ研削盤「J350G」や、5軸MC「Vertex(バーテックス)55Ⅲ」を展示する。特にジグ研削盤は人手による調整作業に精度が依存されるが、熟練技能者の不足は現場の喫緊の課題だ。これなら職人技に頼らず高精度加工ができる(三井精機工業の加藤欣一社長)

【開会レセプション】業界関係者でにぎわう

大勢のFA関係者でにぎわう開会レセプション

会期初日の12時〜13時、ポートメッセなごやのイベント館で「開会レセプション」が開催された。大勢のFA業界の関係者でにぎわった。

主催者のニュースダイジェスト社からは八角秀常務が登壇し、あいさつした。また、出展者代表として、中村留精密工業(3D08)の中村健一社長が登壇し、乾杯の音頭を取った。

MECT特派員

見たことのないロボット活用をCZで

メカトロテックジャパン2019 10月23日 コンセプトゾーン

1号館には主催者企画のコンセプトゾーン(CZ)に来場者が集まる。CZの盛り上がりから、今回のテーマ「ロボット」への関心の高さが分かる。

AからDの4つのゾーンに分かれ、Aゾーンは「ロボット切削で広がる可能性」、Bゾーンは「軽くて小さいロボットはこう使う」、Cゾーンは「重筋作業を肩代わりする」、Dゾーンは「小型部品を一緒に器用に組み立てる」をテーマに実演。

産業用ロボットの新しい活用方法を提案する。

MECT特派員

いかにデータを集めるか

計測用データ処理ユニット「クアドラチェック3000シリーズ」

交流センターから2号館に入ってすぐのハイデンハイン(2C23)では、計測用データ処理ユニット「クアドラチェック3000シリーズ」と顕微鏡測定機を組み合わせてデモを披露。測定結果をグラフィカルに表示し、測定作業の自動化プログラムや測定レポートを簡単に作成できる。さまざまなオプションも用意し、高機能化も図れる。

MECT特派員

【出展者の声】自動化の機は熟した オークマ(3D01)

長年MECTに来ているが、だんだん盛大になり今や一大ショーになった。今回のMECTは昨年の日本国際工作機械見本市(JIMTOF)の時よりも、自動化やデジタル化に対する顧客のニーズが高まっている。当社は従来から自動化やデジタル化への提案をしており、いよいよ機は熟したと感じる。中部地方の部品加工メーカーにアピールする大きなチャンス(オークマの花木義麿会長)。